画像はマツダスタジアムから、阪神にあって、広島にないもの…
ひろスポ!では<カープが弱い理由>を7月23日以降、5度連載した。7月23日と言えばオールスターゲーム第1戦が京セラドーム大阪で開催された日だ。
その時点で広島はすでに首位阪神には12・5差をつけられて5位に甘んじていはしたが、しかし借金は7で借金6の中日、同2の巨人、同1のDeNAと上位争いの渦中にあった。
だが、阪神がぶっちぎり優勝を果たし、月曜日を挟んで別の意味でのリーグ戦が再開した9月9日の結果を受け、広島は今季ワーストの借金13。中日は同12、DeNAは同3、巨人は勝率5割に戻り<カープが弱い>状況がより鮮明になった。
被爆80年、広島にとっては特別な年夏を経て、こうなることをひろスポ!は十分に予想していた。その訳はすでに①~⑤の連載でも記してきた。松田元オーナー長期政権の弊害、ただそれだけのこと、なのだ。
連載⑤では<阪神最速Vから学べること>のサブタイトルをつけた。↓
カープが弱い理由⑤…答えは簡単、最後に日本一になったのが1984年、松田元オーナーが球団トップになったのが1985年~阪神最速Vから学べること | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
この記事は次のように結ばれている。
<まとめると新井貴浩監督は、藤川球児監督の偉業を力強くアシストするハメになった。>
<ただし、この話はここで終わらない。ここまでなら玉石混交、好き勝手に書きまくる様々なメディア(ひろスポ!もその中のひとつ)やSNSの声と大差ない。>
<藤川球児監督の優秀さは繰り返しになるが開幕前からひろスポ!は気づいていた。だが、優秀だったのは藤川球児だけではない。>
<東スポWEBが<<藤川監督を支えた背広組 編成トップが明かすドラフト〝勝利の方程式〟>>の記事をアップしている。ぜひ、その記事にも目を通していただきたい。>
<阪神にあって、広島にないもの、次回はそこについて検証する。>
で、その続きで今回から阪神と広島の違い、その核心に迫る。(…と言っても多くのメディアで指摘されている阪神のそれについては広く知られたことだ)
答えを先に言うと、総合的な編成力が機能している阪神は貯金を30以上溜め込み、そうでない広島は借金を10以上溜め込んだ、というオチになる。
多くのメディアが阪神Vに関連した記事の中で嶌村聡球団本部長(58)のコメントやその人となりを紹介している。前出の東スポ記事もそうだ。
阪神は1990年(中村勝広監督)から2001年(野村克也監督)までの11年間で6度も最下位になっている。正に暗黒時代。そのころひろスポ!取材班は阪神番記者を経験しているからその暗黒度は肌身に今でも染みついている。
藤川球児監督の入団は1998年オフ。当時、嶌村氏は歴代監督の下で広報責任者を務めていた。どのメディアにもきちんと対応する人物として知られ、しかも人当りもソフトだった。
要するに藤川球児監督も嶌村氏も辛い時代を乗り越えて星野仙一監督、岡田彰布監督の下でリーグ優勝の美酒を味わうこととなった。岡田阪神Vの2005年、藤川球児監督はリーグ最多の46ホールドをマークしている。
その二人が球団90周年の今年、立場や役職を変え優勝ロードの両輪となって阪神新時代の扉を開いたことになる。広報から編成トップへ。暗黒時代再来を何よりも恐れる嶌村氏は常に緊張感を持ってその職責を遂行してきた。現場のトップが藤川球児監督に代わったからといって、急に何かが大きく変わる訳ではない。藤川球児監督の選手起用法が「育成型」を踏襲しながら勝っていくスタイルなのも、嶌村流の流れに沿ったものだし、藤川球児監督のイスも監督ルームのほか“嶌村編成グループ内”にあると考えていい。
広島の場合はかつて川端順氏という編成トップがいて、石井琢朗氏の広島移籍ほか数々の戦力補強に辣腕をふるってきた。だが、広島がリーグ3連覇を成し遂げた2017年オフ、人知れず退団すると故郷の徳島に戻っていった。「もうプロ野球関係の仕事は卒業します。新しい舞台を模索します」の言葉を残して…
この件については以下の記事にさわりの部分がまとめてある。
安芸高田市石丸市長から滅多打ち…の中国新聞、独裁オーナーカープ村で報じられてきたこと、こなかったこと…川端順さんの場合 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2023年10月30日掲載)
広島の場合、それ以来、嶌村氏のように編成トップとしてメディアの取材に応じたりスポーツ紙にコメントが掲載されるような編成を切り回す責任者が不在のまま今日に至っている。組織上は山根雅仁氏に球団本部編成部部長の役職がついているがファーム管理部長兼任だから由宇練習場ほか二軍に帯同する時間が長い。ひろスポ!は山根氏の編成に関するコメントを新聞やテレビで見たことがない。
その結果、どうなったか?を次回、紹介する。(ひろスポ!カープ取材班&田辺一球)
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