画像は新井貴浩監督と小園海斗
(広島-ヤクルト24回戦、10月3日・マツダスタジアム)
小園海斗が大雨の中、全集中で1、2打席連続ヒットを放ち、最高出塁率のタイトルを奪い返してベンチに下がった。すでに確実となっている首位打者と合わせて打撃部門二冠ゲット。背番号5を背負って挑んだプロ7年目のシーズンは、実りの秋を迎えることになった。
小園海斗は9月16日、130試合目で打率、安打数、出塁率の3部門でトップに浮上した。
迎えた137試合目、9月21日のDeNA戦(横浜スタジアム)で4の0。
続いて138試合目、23日の巨人戦(マツダスタジアム)で死球、左飛、四球、空振り三振…
その時点で小園海斗は…
打率306、159安打、出塁率。362で三冠をキープ。このあと新井貴浩監督との”協議”の結果、3試合を欠場した。その間にライバル3人は全日程を終了…その結果、次のような順位の入れ替えがあった末に小園海斗はきょう、あすの残り2試合を戦うことに…
打率
①小園海斗・306
②泉口友汰・301
③岡林勇希・291
安打数
①岡林勇希168
②近本光司160
③小園海斗159
出塁率
①大山悠輔・3628
②泉口友汰・3621
③小園海斗・3515
打率は欠場している間に泉口友汰に6厘詰められたが、まだ十分に余裕あり。9の0でも泉口友汰をわずかに上回るのでぜんぜん気にすることなくこのビッグタイトルを手中に収めた。
安打数は岡林勇希に4本差をつけていたが、その後の5試合で岡林勇希は2、3、3、3、3安打と打ちまくった。154→168のラスト猛スパート、さすがは2022年最多安打タイトルホルダー。ここはもう相手を褒めるしかない。
問題は最高出塁率。計算式は(ヒット数 + 四死球数)÷ (打数 + 四死球数 + 犠飛 )。ここでも2023年タイトルホルダーの大山悠輔が・357から・3628にまで上げてきた。143試合目では全3打席四球出塁…だった。
で、きょうの試合前に電卓で計算したら、小園海斗が最初の打席でヒットか四死球なら泉口友汰を上回り、2打席目もそうなら大山悠輔も上回ることが分かった。正に全集中勝負!ただし広島市内は明け方からずっと雨模様…なかなか集中できないようなコンディション…
もうひとつ、予告先発の高梨裕稔との相性はどうか?今季、相手が先発の時には2度対戦していたが…
8月15日(マツダスタジアム)空振り三振、遊ゴロ、中飛
8月29日(神宮球場)空振り三振、投ゴロ、空振り三振
…おいおい、ぜんぜん打てとらんじゃないか…
3試合欠場で試合勘がどうか?という心配もあった。
そして午後6時5分プレーボール…
初回の第1打席は一死一塁で回ってきた。146キロストライク、143キロボールのあとの3球目147キロ高目を詰まりながらレフト前に落とした。
四回の第2打席は先頭で回ってきた。高梨裕稔は二、三回ノーヒットピッチングだったがまた打った。カーブストライク、フォークワンバウンド、フォーク空振りのあとの4球目真っ直ぐ低目を教科書通りショート頭上へ…雨脚が強まる中、ジャンプした田中陽翔が捕り損ねてくれたようにも見えたがヒットはヒット…
塁上でガッツポーズの小園海斗はこの回が終わるとすぐに矢野雅哉と交代した。
最後の最後で安打を14本も打った岡林勇希、最終戦で四球3つの大山悠輔もすごいが、ミスショットが許されない中で2連続ヒットを放った小園海斗もすゴイ!ただ、小園海斗は忘れてはいけないし、そんなことは十分に理解している。タイトル奪取は”新井さんのおかげ”だということを…↓
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3連勝で貯金1の広島・新井貴浩監督が小園海斗や高橋昂也に伝えたかったこと… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2025年5月5日掲載)
卓越した技術力、メンタル力を存分にファンに示してこそプロ。ただ、小園海斗も岡林勇希も今季のチャレンジはレギュラーシーズンまで、あとは11月の侍ジャパン強化試合、韓国戦…大山悠輔、近本光司、泉口友汰の3選手はこのあと、ポストシーズンでどんなプロの技を見せてくれるだろうか?(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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