画像はAICJ高等学校の先制ゴールの場面、頭でFW黒崎琉衣(左腕に赤いゲームキャプテンマーク)が押し込んだ
第42回広島県女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯JFA第48回全日本女子サッカー選手権大会広島県予選会(主催:公益財団法人 広島県サッカー協会など)は6月28日、広島市安佐南区の広島広域公園補助競技場で決勝があった。
広島県のアマチュア女王を決める一戦はAICJ高等学校がサンフレッチェ広島レジーナユースを2-0で破り、4年連続4度目の優勝を果たした。
AICJ高は本大会への出場権を懸けて、9月5日(土)、6日(日)、12日(土)に広島県で開催される 皇后杯JFA第48回全日本女子サッカー選手権大会中国地域予選会 兼 第41回中国女子サッカー選手権大会に広島県代表として出場する。
大会最終順位
優 勝:AICJ高等学校
準優勝:サンフレッチェ広島レジーナユース
第3位:広島大学女子サッカー部
第3位:広島文教大学附属高等学校
準々決勝結果
東広島ドリームフィールド
広島大学女子サッカー部 5-0 SRC広島レディース
AICJ高等学校 10-0 広島県立広島皆実高等学校
庄原上野総合公園
広島文教大学付属高等学校 1-0 山陽高校女子サッカー部
サンフレッチェ広島レジーナユース 3-0 広島経済大学女子サッカー部
準決勝結果
ツネイシフィールドAコート
AICJ高等学校 11-0 広島大学女子サッカー部
武田学園総合グラウンド(文教女子大学)
サンフレッチェ広島レジーナユース 4-0 広島文教大学付属高等学校
宗政潤一郎大会会長あいさつ
皆さん、お疲れ様でした。 最初からゲームを見させていただきましたけれども、白熱したゲームで、どちらが勝つかわからないような本当にいい試合だったと思います。
私は2年前に(公財・広島県サッカー協会)会長になり、その時広島を女子サッカーのメッカにしようということを申しました。 それが現実になり、年々女子サッカーが盛んになってきて、本当に嬉しく思います。 皆さんが日々、精進されているおかげだと思っています。 AICJ のみなさんは、これから皇后杯中国大会があります。次も勝ち抜いて本大会で頑張ってもらいたいと思います。 サンフレッチェレジーナユースの皆さんも、まだいろんな大会があると思いますので、全国に広島という地名を轟かせてほしいと思っています。
大会トロフィーほか
さいさつする宗政潤一郎大会会長
2位表彰されたサンフレッチェ広島レジーナユース
決勝は、AICJ高等学校とサンフレッチェ広島レジーナユース、2年連続で同じ顔合わせとなった。昨年は2-0でAICJ高等学校に軍配が上がった。
そのAICJ高等学校、前半から押し気味にゲームを進めて相手のショートゼロに封じると、攻めては前半26分の左CKからキャプテンマークを巻くFW黒崎琉衣が頭で押し込んだ。
前半のAICJ高等学校のCKは前半19分と合わせてこの2本だけ。効率よく決勝の大舞台で主導権を握ったことになる。
前半8分に先制したAICJ高等学校
激しく競り合う
AICJ高等学校、後半2点目…サンフレッチェ広島レジーナの守備陣は間隙を突かれた
後半8分の得点は右CKから。ファーサイドにこぼれ球が流れたところを、MF黒田乃愛が蹴り込んだ。
後半のシュート数はサンフレッチェ広島レジーナユースの1本に対して8本。決めきれない場面もあり、中国大会へ向けての課題も残したが、逆に言えばサンフレッチェ広島レジーナユースもGK内田萌々音を中心によく守った。
サンフレッチェ広島レジーナユース出場選手
GK内田萌々音
DF中川奈南
DF長谷川芽衣
DF山本真凜(HT・MF伊藤夏帆)
DF近藤音々
DF市川優来
MF武島杏菜
MF原田結衣(77分・MF金子なのは)
MF西森咲華(60分・MF天川佳音)
FW中原千尋
FW小出彩乃(HT・MF田中心結、67分・DF石原沙来)
試合後のサンフレッチェ広島レジーナユース・原田結衣キャプテンの話
チームでつないでいけるところは結構あったし、個人でも中盤でボール奪えて、そこから最後のパスがでもずれてしまって…今まで通りにはできてたけど、最後のやりきるところができてなかったです。セットプレーをしっかりこの大会の前にみんなで練習してきたんですけど、そこでやられてしまったのが一番悔しいです。次は絶対に AICJ に勝てるように、セットプレーとかもミスがないように、ちょっとしたミスとかも減らして得点につなげたいです。
サイドでボールを奪い合う原田結衣キャプテン(左)
AICJ高等学校出場選手
GK河内山命音
DF竹原優佳
DF川瀬彩桜
DF加藤琉梨
DF敷島瑠璃
MF黒田乃愛(80分・MF藤本暖乃)
MF中川心葉
MF中尾和佳奈
FW黒崎琉衣(80分・FW馬場萌衣)
FW中島莉空(88分・FW黒木心空)
FW妹尾のん(90分・DF吉川亜佳里)
試合後のAICJ高等学校・小川潤一監督の話
1週間前、インターハイ予選で高川学園さんに負けて、すごく不甲斐ない試合でした。チームとしてどうあるべきかをもう一度見直して、3位決定戦では AICJらしいサッカーができました※。きょうはレジーナユースと試合ができるということで、もう一度チームにとって気持ちをしっかり引き締めて臨みました。やはり全国大会に出るのはこの皇后杯と選手権しかありませんから。
2年前、皇后杯で全国大会に出て、すごくいい経験できたので、何としてでもこのメンバーでもう一度皇后杯の全国大会に出て、 1試合でも多く勝って、WEリーグのチームとかと試合できればいいかなと思ってますので、引き続き頑張っていこうと思います。
※AICJ高等学校は第15回中国高校選手権 兼 高校総体女子サッカー中国地域予選会の準決勝で高川学園(山口)と対戦して1-2で敗退。鳥取城北との3位決定戦では5-0のスコアで快勝した。
試合後の黒崎琉衣ゲームキャプテンの話
インターハイで負けて悔しい思いをしてたので、絶対に今日は決めるっていう気持ちでヘディングを当てることができて良かったです。すごい嬉しかったです。サンフレッチェさんはポジションもうまくて回してくるチームだったので、この 1週間ではファーストで強くいこうって守備を頑張っていたので、うまくはめることができて取れる部分も多かったので良かったと思います。中国大会では、なでしこリーグなどの強い相手との対戦になると思いますが AICJらしいサッカーをやって全国行けるように頑張りたいと思います。
ともにゴールを決めて途中交代でベンチに戻る黒崎琉衣選手(左)と黒田乃愛選手
