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2018年03月14日
編集部

マツダスタジアム問題も、新サッカースタジアム問題も根っこはいっしょ!ひろスタ!特命取材班稼働

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マツダスタジアム
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マツダスタジアム”そば”に”独立”して新設された4基目のエレベーター。2014年シーズンから供用開始となった。(トップ画像)

近ごろ話題にすら上がらなくなった?新サッカースタジアム。そして「テント村」「転売屋」騒動の渦中にあるマツダスタジアム。

ともに広島市が”仕切る”広島の顔となる器だ。

ひろスポ!では新サッカースタジアム取材班を「ひろスタ!特命取材班」に”衣替え”する。

桜の季節を前にリフレッシュするという狙いも、ちょっとある。西日本新聞の真似をしたかった、というのもある。

西日本新聞「あなたの特命取材班」
www.nishinippon.co.jp/keyword/194/

誰からの「特命」で取材するのか?

答えはもちろん、ファン、サポーター、市民・県民のみなさんからの「声」だ。

ファンファースト、市民ファースト。西日本新聞のコピーを紹介には「あなたの特命取材班(あな特)は、個人・地域の困り事から行政や企業の不正告発まで、読者の情報提供や要望に応えるオンデマンド調査報道」とある。

福岡でニーズがあるのなら、都市力で大きく水を開けられているとはいえ広島にもあっていい。

3・11。福島原発事故では原子力村&政府寄りの関係者と、それ以外の専門家の言葉がメディアを通して、ぶつかりあった。

「原子力は明るい未来の…」は、夢物語だったという事実。それでも両者は今なお、決着を見ることのないせめぎ合いを続け、原子力村サイドは住民意見交換会に金品で釣った学生を動員するなど、やれることは今もって何でもやる。

”この場”で言いたいことは、ただひとつ。

広島市カープ村も、もういい加減、”解体”に向かった方がいい。

安倍内閣は、メディアのバトルも巻き込みながら、確実に終焉に向かい始めた。

2017年5月の衆議院予算委員会で「読売新聞」を「ぜひ熟読して」と安倍首相は発言した。ありえないことを平気言ってのけたのは、怖いものがなかったからだ。

それから約2年。言うことを聞く官僚は栄転させ、不穏分子は追い払い、あるいは長期拘留という禁じ手も使い、逆らえばあの人のようになるよ、言うことを確実に実行すればあの人のように海外でいい目に遇えるよ、と他の官僚たちにその恐ろしさを刷り込んだ。

ところが、反読売連合、反乱軍のゲリラ攻撃は強烈で、旗艦・あべと護衛艦あそうに向けて、高性能魚雷を次々に射ち込んだ。

写真があっても「関係ない」と言い張り、音声データも無視して、自殺者まで出てもなお、話の本質ではないところで野党や報道陣の問いかけに応じる。遺族の気持ちを踏みにじり、知らぬ存ぜぬ…

この構造は、まさに国民ファーストの対極にある。専門家はそこに「国民に蓄積される怒りに対する感性の欠落」を指摘する。気づいた時にはもう沈没寸前だ。

今、ネットニュースに上がっている新聞、放送局、ネット専門メディアの記事は、主語が「安倍首相」「昭恵夫人」と、それ以外に偏る2グループに分かれている。ヘッドラインだけで敵、味方が分かる。

朝日・毎日などは当然、このふたつの主語を使い、官邸その他に集中砲火を浴びせている。読売、産経などは主語をバラつかせることで、今までの安倍1強報道からの変わり身を、読者に悟られないよう必死である。が、読者はたぶんお見通しだ。ネットにこの手の話はいくらでも紹介されている。

国政は「特命取材班」にとってはネタの宝庫だろうが、それでも今回の大騒動の発端は「8億円もの値引き」をしたことから始まっている。

一方でマツダスタジアムには広島市の発表では90億円、実際にはおよそ120億円もの巨費が投じられた。また、建設「するかどうかも分からない」(広島市担当者答弁)という新サッカースタジアムは建設費さえ闇の中、という状況だ。

そして、マツダスタジアム自体、財務省顔負けの改ざんが日常的に行われていたことを、すでにひろスポ!では伝えてきた。

一時期、流行った「耐震偽装問題」。同じく建築の分野で言うなら、横浜のマンションが傾き大問題になった「杭打ち」事件。同様の問題が発覚した業者がマツダスタジアムの杭打ちを施工したにもかかわらず、広島市は未だにその調査結果を明らかにしていない。市民から情報公開請求された資料を、市の職員が意図的に抜き去り請求者に渡したこともあった。

どこでもやることは一緒、だ。

こうしたことを封印したまま、新サッカースタジアムを…と言う方が無理がある。先ごろひろスポ!に読者の声として掲載された新設されたエレベーター。あれひとつとっても「改ざん」とは無関係ではいられない。

テント村どころの騒ぎではない。もっと巨大な村が取材の対象とだ。ひろスタ!特命取材班は、基町取材の合間にちょっと川土手を歩く以外、花見気分に浸っている暇など(たぶん)ないのである。

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