広島六大学野球春季リーグで広島大学が完全優勝を果たした。広島大学の優勝は17季ぶり、12度目。
5月21日の春季リーグ第7週、3日目で広島大学は広島経済大学を2-1で破り、勝ち点を5に伸ばした。この試合でもエースの中田明輝(4年)が相手打線を3安打に抑え9つの三振を奪い完投した。
4連覇を目指した近大工学部は広島大学との直接対決で1勝2敗と競り負け、第7週終了時点で勝ち点3。最終第8週を待たずに力尽きた。
中田はプロも注目する右腕で、今季6勝、防御率は0・89と傑出した数字を残した。
広島大学は6月11日に開幕する全日本大学選手権(神宮球場ほか)に35年ぶり3度目の出場となる。11日の1回戦の相手は強豪、東北福祉大学(仙台六大学)。