画像のお二人でイーグレッツのバトン渡し、左が・イーグレッツ株式会社 前代表取締役社長 岡田 隆人氏、右が広島イーグレッツ 代表取締役社長 河村 優美氏
以下のひろスポ!前回記事の続きを綴る。
首相も女性、県知事も女性で皇后杯Vのレジーナに続け!女子バスケ「広島イーグレッツ」誕生!…2025-26ひろスポ!重大ニュース~ファイル③の2 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
この件を理解するためには次のWリーグとは、姫路イーグレッツとは、を先ずは抑える必要がある。かつて広島に存在した女子バスケの広島銀行ブルーフレイムズの記憶が呼び起こされる。
Wリーグ(W LEAGUE)とは…
一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(Women’s Japan Basketball League=WJBL)が運営する国内女子バスケのトップリーグのこと。1967年に日本バスケットボール協会が主催したバスケットボール日本リーグの女子の部としてスタートした。
その後は運営主体や方式を変えながら、1998年には女子リーグ専門の団体であるバスケットボール女子日本リーグ機構が設立され、1999年より1部リーグのWリーグ、2部リーグのW1リーグの2部制になった。
1994年の広島アジア大会開催時に誕生した広島の女子バスケチーム、広島銀行ブルーフレイムズ(活動期間1990年~2003年)は当時、中国・四国地方初のW1リーグ昇格クラブになった。
その後、”失われた30年”の荒波の中、チームの休部・廃部が相次ぎ、W1リーグは2011-12年度のシーズンを最後に廃止となった。さらにコロナ禍の厳しい時代を経て、2024-25シーズンより13シーズンぶりに2部制が復活して、1部「プレミア」に8チーム、2部「フューチャー」に6チームが前年度の成績で振り分けられた。
2022-23シーズンからWリーグに参入した姫路イーグレッツは2部「フューチャー」からのスタートとなり、2部1季目は最下位、先ごろレギュラーシーズン全日程を終えた2025-26シーズンは2部7チーム中6位。
姫路イーグレッツとは…
兵庫県播磨地方、姫路及び福崎を拠点に活動している。イベント企画制作などを手掛ける会社を経営する岡田隆人氏がが立ち上げたサッカーチームASハリマアルビオン(なでしこリーグ1部所属)のバスケ部門として2013年、AC播磨イーグレッツ(EGRETS =シロサギ)の名で創設された。2021年1月より姫路イーグレッツに改称。
2022-23シーズンから待望のWリーグ入りを果たした。関西以西からのWリーグ参入は広島銀行ブルーフレイムズ以来となった。
運営会社イーグレッツ株式会社 社長の前社長の岡田隆人氏は姫路市出身。高校時代はバスケに熱中した。練習場所の確保や選手の住まい、雇用先探しに奔走する姿は、創設から長く苦難の道を歩んできた広島ドラゴンフライズの足跡と重なる。Wリーグへの道を切り拓いたチームの初代ヘッドコーチは兄の隆造氏。
以上の”知識”を持って以下、2月16日の会見に列席したイーグレッツ株式会社 前代表取締役社長 岡田 隆人氏の話を聞けば、今回の一件に対する理解度も深まるはずだ。
岡田 隆人氏の話
2013年にチームが発足しました。将来、Wリーグでやりたいという思いで活動を続け、Wリーグに参入しました。今年で丸4年しか経っていないのですが厳しい運営状況で、関係者のみなさまにもいろいろ協力しただいたのですが、どうしても自力では立ち直らせられないというところで、それならどなたかにお任せした方がスムーズにいくのではないか、というところで姫路、もしくは兵庫県にチームを置きたいという思いはあったのですが、それもかないませんでしたので今回、いろんな方にお手伝いいただいて、広島ドラゴンフライズさんに受け入れ先が決まりました。
年が明けてから決まりましたので、本日までほんとにバタバタだったんですが、何とかチームが消滅するということが避けられて、選手も全員ではないのですが何人かは継続でお世話になるということも進行中で、本当にイーグレッツを受け入れてくださった広島ドラゴンフライズオーナー、浦社長、チーム関係者のみなさまには感謝しています。
チーム存続と選手がバスケを続けられる環境を第一に考えてこういう事態になりましたが、逆に今よりいい環境でバスケができるとご賛同いただいたと思っています。
(兵庫にはB2の神戸ストークスがいるが…の質問に対して)
神戸ストークスさんとは仲良くしています。地元に残したいということで打診しましたが、(2025年3月供用開始の新アリーナ)GLION ARENA KOBEができて、その運営や男子の強化があり女子を持つには至っていないということでした。
1月16日会見参加者
・公益財団法人 日本バスケットボール協会会長兼公益社団法人 ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 代表理事CEO 島田 慎二氏
・一般社団法人 バスケットボール女子日本リーグ会長 原田 裕花氏
・一般社団法人 バスケットボール女子日本リーグ副会長 兼 専務理事 高橋 雅弘氏
・株式会社広島ドラゴンフライズ代表取締役社長 浦 伸嘉氏
・イーグレッツ株式会社 前代表取締役社長 岡田 隆人氏
・広島イーグレッツ 代表取締役社長 河村 優美氏
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(2026年2月10日掲載)
