キリンチャレンジカップ、日本対ブラジル(シンガポール・新国立競技場)
10月14日午後7時45分キックオフ。
前回、オウンゴールで初勝利をあげたアギーレジャパン。新潟でのジャマイカ戦から中3日、母国でのW杯惨敗のブラジルと対峙し、前回と大幅にメンバーを変更してピッチに立った日本代表ーの中には、ジャマイカ戦でアギーレ監督から高い評価を得た塩谷の姿がった。
センターバックとしての見せ場は先制ゴールを決められた3分後にやってきた。先制ゴールで気分を良くしたネイマールが中へ切り込んでこるところを塩谷が体を寄せて密着マーク。シュートはファーポストから大きく右に外れて塩谷の執念が優った。
しかし前半終了間際、初めて日本が獲得した右CKからMF田中(スポルディング)の左足ボレーが相手に当たって跳ね返り、今度は塩谷…。しかし右足でとらえきれず代表初ゴールのチャンスを逸した。
試合は0-1で前半を折り返したあと、後半にもネイマールに3ゴールを許し、国外でのアギーレジャパン初戦は完敗だった。なお両チームの国際Aマッチ成績は日本の2分9敗。日本は11月14日に豊田スタジアムでホンジェラス代表と、11月18日には大阪市のヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と強化試合を行う。