サポーター注目の中、前日練習に姿を見せたヨンソン監督(トップ画像説明)
サンフレッチェ広島のヨンソン監督は大事なサガン鳥栖戦を前に、練習後、「まだスタメンは決めていない」とした上で、取材陣に次のように語った。
前回、ルヴァンカップFC東京戦でテーマにしていたクロスからの攻撃ができていなかったのできょうまでの練習でそのクオリティを良くしていくための準備をした。
きょうは攻撃の形を練習した。特にどれだけボールをキープして回せるか、それを課題にした。うまく繋いでいくことでサイドから攻撃、コンビネーション、あるいはダイレクトプレーのクオリティを上げていく。
給水中に水浴びする高橋は4バックの左サイドに入り、前線にクロスなどを供給する、豊富な運動量が要求され、暑さを敵に回してどこまでプレーの精度を高めることができるか…
みんなでFC東京戦のビデオを観て、もう少し前へ、前へ、出て行ってプレーできたのでは?ということを確認して選手には話した。そこを鳥栖戦でのテーマにしたい。過剰に攻撃するということではないけども、あすはホームなので攻撃的なサッカーをしたい。
パトリックに関しては、彼は超ストロングマンだ。力強いプレーをするFWなのでクロスの局面で最前線で勝負してくれる。あるいは繋ぐべきところではターゲットマンになり、そしてスペースも作ってくれる。あとはセットプレーで、好守両面で体を張ってくれるのも大きい。
鳥栖についてはいろいろ聞いている。そしてゲーム中にいろいろ形をチェンジするとも聞いている。それが鳥栖の良さだが、その形を変える中で生まれるスペースをこちらは狙っていきたい。