画像右端はアイザイア・マーフィー(資料写真)
B1第21節(2月10日)
広島ドラゴンフライズ 70−100 琉球ゴールデンキングス
1Q:16-20
2Q:21-25
3Q:12-36
4Q:21-19
会場:沖縄市体育館
観衆:1,401人
【スターター】
広島:トーマス・ケネディ、朝山正悟、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ
琉球: 並里成、ドウェイン・エバンス、岸本隆一、田代直希、ジャック・クーリー
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ(5勝30敗)
◆得点
トーマス・ケネディ 12点
田渡凌 11点
田中成也 11点
朝山正悟 10点
◆リバウンド
トーマス・ケネディ 3リバウンド
田渡凌 3リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 2リバウンド
田中成也 2リバウンド
荒尾岳 2リバウンド
古野拓巳 2リバウンド
◆アシスト
トーマス・ケネディ 4アシスト
田渡凌 3アシスト
田中成也 3アシスト
琉球ゴールデンキングス(26勝9敗)
◆得点
ドウェイン・エバンス 26点
岸本隆一 14点
今村佳太 14点
キム・ティリ 14点
◆リバウンド
ジャック・クーリー 12リバウンド
ドウェイン・エバンス 9リバウンド
キム・ティリ 6リバウンド
◆アシスト
船生誠也 5アシスト
岸本隆一 4アシスト
キム・ティリ 4アシスト
カープのキャンプ地、コザしんきんスタジアムそばにあるアリーナでの一戦。
第1クォーター、広島ドラゴンフライズはよく戦った。結果的には16-20ではあったが…
第2クォーター、残り5分2秒、田中成也のスリーポイントが決まって30-30。田渡 凌 のアシストも冴えた。さらにアジアカップ予選代表候補24人入りを果たし意気上がる地元凱旋のアイザイア・マーフィーが”らしさ”を発揮して逆転…。
だが、互角に渡り合えたのはそこまで。残り3分を切って田渡 凌 、田中成也、荒尾岳に替えて岡本飛竜、朝山正悟、グレゴリー・エチェニケがコートへ。堀田剛司ヘッドコーチの勝負手のはずが、残り2分で7点を奪われ、第2クォーター21-25、前半37-45。
そのあと待っていたのは第3クォーターの大量36失点。これだけやられれば、選手にファイティグポーズを解くな、という方が無理。
前節、福山で出番のなかった田渡 凌 が17分37秒の出場タイムで11得点。エンジン空ぶかし状態が続いていた田中成也がスリーポイント3本で計11得点。明るい材料もあったが、チームトータルで見た場合、西地区首位を行く琉球ゴールデンキングスには遠く及ばない。
オフェンスリバウンドは相手の22本に対してわずか2本。トータルリバウンドも47-18。
ファストブレイクが11-3ならセカンドチャンスも15-2。
2点シュート成功は21本ずつだった一方で田中成也が頑張ってもスリーポイントは15本ー7本の大差…
ついに30敗目でチームの連敗は4になったが、それより何よりバラバラになりそうなチームのシステムをどう再構築して今週末のホームゲーム、新潟アルビレックスBB戦に備えるか…
なお、気になる島根スサノオマジックの方は、ホームで滋賀レイクスターズと対戦。第4クォーターの猛追及ばず77-78で敗れている。
広島ドラゴンフライズ・・堀田剛司ヘッドコーチ
前半に関しては、守備で戦術を変えていたところが上手く機能した部分があり、競った状況を作れた。後半の入りから相手に対応され、スリーポイントシュートを決められる場面が増えた。オフェンスリバウンドを22も取られてしまい、実際に65%くらいは取られてしまった。ゾーンディフェンスをやっているので仕方ない部分もあるが、取られすぎた。重要な場面でのターンオーバーも点差が離れてしまった原因。最後に点差が離れた状況で出てきた選手は最後まで諦めず、攻守で積極的に攻めていたので、ここは次の試合につながる終わり方だと思う。なかなか勝率を伸ばせない厳しい状況だが、前を向いて次の新潟戦で勝ちきれるように準備していきたい。
広島ドラゴンフライズ・アイザイア・マーフィー
(出身地の沖縄でプレーをして)今まで沖縄に行ってみたい気持ちは強く、やっと沖縄の地でプレーできて嬉しく思う。苦しいシーズンではあるが自分の役割は、エネルギーをチームに与えていくこと。ルーキーなので、チームメイトからプレー面でも色んなものを学び、吸収してみんなにエネルギ―を与えていきたい。