画像はマツダスタジアムで行われている秋季練習に参加する庄司
広島球団がマツダスタジアムで長井良太投手(20)、船越涼太捕手(25)、庄司隼人内野手(28)の3選手に戦力外を通告した。3人はいずれも今季、一軍出場の機会はなかった。
長井は3年目。2018年5月4日のヤクルト戦(神宮球場)で一軍デビューしたが、この年計4試合に登板しただけで広島のユニホームを脱ぐことになった。
船越はプロ4年目で11月には26歳になる。2016年と2018年に一軍で1試合ずつ出場。プロ通算1打数1安打1得点。今季も二軍戦ではスタメンマスクをかぶっていたが、先のドラフトで広島は2人の捕手を指名した。
庄司はプロ10年目。昨季はキャリアハイの12試合で14打数無安打だったがしぶとく四球を選ぶなど”らしさ”を発揮した。通算では22試合20打数1安打3得点。今季はルーキー小園が最終的にはショートのポジションに定着。同じく左打ちで外野も守れて代走もこなせる6年目の曽根も64試合に出場して存在感を増しており、広島の内野陣に世代交代の波が押し寄せている。
庄司は「10年間、ファンの方々に応援していただいたおかげで続けてくることがきました」とファンに感謝のメッセージを口にした。