広島の紅白戦2度目の先発となった九里が前回に続いて結果を出すことができず、2回を投げ3安打2失点、2試合連続でその立ち上がり先頭打者に安打を許し、またしてもリズムに乗り損ねた。
その後、二盗を許したのも前回と同じ。二死からグスマンを追い込みながらフルカウントにして右前に適時打された。
変化球に頼り過ぎて、しかも初回だけで25球と球数が多すぎた。二回も先頭の田中を歩かせ九番下水流に変化球を完璧に振り切られ、左中間フェンス直撃の適時二塁打を許した。
同じく2度目の先発となった福井は対照的に”らしさ”満開。3回を投げて球数わずかに29球。許したヒットは堂林の1本だけで天谷と鈴木将をフォークで空振り三振に…。しかも無四球で初回、バックのエラーで招いた無死一塁でも冷静に対処、先発5番手に向けまた前進した。