神宮は２夜連続の延長戦へ、會澤V打で延長十二回、広島が４－２で競り勝つ

カープ

2014年07月23日: 編集部

丸のひと振りが広島の窮地を救った。１点を追いかける九回、フルカウントからヤクルト・バーネットの快速球を振り切ると打球はレフトスタンドギリギリに飛び込み、試合は振り出しに。昨夜、延長十回にライトスタンドに決勝ツーランを叩きこんだ勝負強さはホンモノで、頼みのエルドレッドが３三振したぶんを丸のバットがカバーしたかっこう。

投げる方では故障明けにもかかわらず連投となった一岡。延長十回、６番手でマウンドに上がると不運もあって二死満塁と一打サヨナラのピンチを迎えたがここから本領を発揮した。代打・飯原にファウルで粘られて８球目、會澤とのバッテリーで選択したのはフォークボール。打球はショート正面を突き一岡の気合い勝ちとなった

迎えた延長十一回、二死一、二塁から會澤の打球は前進守備のライト前へ。俊足赤松の足が雄平のバックホームより一瞬早くホームに達してこれが決勝点。その裏、二死一塁から山田の打球が右中間に舞いあがったが最後はセンター丸が好守備を披露して４時間２７分の熱戦に終止符を打った。

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