右肩痛で一軍を離れている広島の一岡が、広島県宮島市の大野屋内練習場で2度目の一軍離脱後、初のブルペンに入り捕手を立たせて30球を投げた。
一岡は広島のユニホームに袖を通した今季、大きく成長。開幕一軍入りを果たし6月まで23試合に投げ自責点2と中継ぎ投手陣の屋台骨を支える戦力としてチームの好スタートに大きく貢献した。
しかし右肩に違和感が生じて6月9日に出場登録を抹消され、7月21日に再登録されたものの、8試合に投げただけでまた8月11日に抹消され、以来、リハビリ、右肩の強化トレーニング、ランニングなどによる下半身の筋力アップなどに努めている。
チームはすでに23年ぶりのリーグ優勝の可能性がほぼなくなっているが、このところ中継ぎ投手陣の不調が敗戦に繋がっており、大事な局面での一岡不在が結果的には大きく響く形となった。
なお、一岡は今後も右肩の状態を見ながら焦らず、じっくりと調整を続けていく。