明治安田生命J1リーグ第2ステージ第11節最終日(8月27日、ユアテックスタジアム仙台)
サンフレッチェ広島はアウェーでベガルタ仙台と対戦して2-0で快勝、勝ち点を17とした。順位は8位で変わらず。
第2ステージ首位の川崎フロンターレと2位の浦和レッズはともに敗れて勝ち点22のまま。4位のガンバ大阪は湘南ベルマーレに2-1で逆転勝ちして勝ち点20。サンフレッチェ広島はVBCルヴァンカップ(前ナビスコ杯)の準々決勝、8月31日のエディオンスタジアム広島でガンバ大阪と対戦する。
また年間順位3位の鹿島アントラーズは横浜F・マリノスと引き分けたため勝ち点は53。同4位のサンフレッチェ広島は勝ち点46。チャンピオンシップ進出の権利がかかる3位以内に向け9だった勝ち点差をジワリと詰めた。
サンフレッチェ広島ベンチに、試合前になって激震が走った。ここまで全26試合に出場してリーグトップ17得点のピーター・ウタカが体調不良で欠場。ひとり少ない17人でで臨んだ一戦は佐藤寿人をワントップに据え、茶島と柴崎がトップ下に入った。
右足骨折の水本とリオ五輪から戻ってきた塩谷も先発。千葉を挟む3人での最終ラインはおよそ2カ月半ぶりとなった。
先制点は前半30分。青山のパスを受けた柴崎が攻め上がり、佐藤寿人がニアサイドへ。詰めていた青山がフリーになって柴崎からの戻しを豪快に蹴り込んだ。
1-0で迎えた後半33分も柴崎。左足で決めてウタカ不在の戦いから勝ち点3をもぎとった。ベガルタ仙台の放つ18本のシュートは、ディフェンス力で跳ね返した。
日本代表、ロシアワールドカップアジア最終予選のためJ1リーグは中断され、9月10日に再開される。