ファンとの記念撮影におさまる廣瀬、木村の両選手
小・中高生、家族連れ、そして熟年アスリートもスポーツ&イベントを満喫できる「第1回ドラワン祭り」(特定非営利活動法人ポラーノドラワン塾主催)が12月7日、広島市安佐南区の「ドラワン塾多目的フィールド」で開催された。
ドラワン塾多目的フィールド正面入り口
D-1(ドラワン)塾は、強い野球チームを作るのではなく、プロ野球経験者によるマンツーマン指導によって「ひとり、ひとりの可能性を見い出し、磨き、育てる」ことを目的として2011年3月に開校した。総合アドバザーは元カープの山本一義氏、外木場義郎氏、塾長は元カープの小川達明氏。
現在、小学3年生から中学3年生までが週1回、もしくは週2回のレッスンの中で野球の技術や奥深さ、楽しさはもちろん、栄養や休息など日常生活を有意義に過ごすための知識やノウハウなども学んでいる。
この日は小川達明塾長のあいさつのあと広島東洋カープの廣瀬純外野手、木村昇吾内野手が紹介された。二人はさっそくピッチングマシンを相手にプロの打撃を披露。集まった150名以上のファンからは何度も歓声があがった。
続いて客席から希望者を募り、小・中学生向けの打撃指導があった。文字通り手取り足とりの指導となり、子供たちは時に笑顔で、時に真剣な眼差しで2選手の話に耳を傾けた。
野球教室のあとは、質問コーナーや「参加券」を持つ参加者対象のお楽しみ抽選会があった。サインボールやサインバット、リストバンドなどが当たるたびに会場は大いに盛り上がった。
最後は選手とファンが一緒になって餅つき大会が行われ、ついた餅はすぐにその場でふるまわれた。
ついたもちはすぐに丸められ、もち汁などにして参加者にふるまわれた
会場ではこのほか、野菜市、就労継続支援B型事業所ワークハウスクローバー、株式会社ユニサスのブースが出てイベントをにぎやかなものにした。近所の主婦や遠方から来たファンが「安いですね!」といって野菜等をたくさん買い込んだ。
また、「ドラワン塾多目的フィールド」が無料開放され、地元の子どもたちやカープファンの子どもたちがぞんぶんに体を動かした。