広島エフ・ドゥ快挙、地域チャンピオンズリーグで国内フットサル３位に輝く、次は全日本選手権

2016年03月02日: 編集部

全国９つのリーグを勝ち上がった計16チームで日本一を争う、SuperSports XEBIO 第16回Ｆ地域チャンピオンズリーグ（一般財団法人日本フットサル連盟主催）が２月26日から28日まで開催され、中国リーグ代表として参戦した広島エフ・ドゥが見事３位に輝いた。広島のチームの３位入賞は初。

参加チーム数と地域
北海道リーグ１チーム
東北リーグ１チーム
関東リーグ２チーム
北信越リーグ１チーム
東海リーグ３チーム
関西リーグ４チーム
中国リーグ１チーム
四国リーグ１チーム
九州リーグ２チーム

大会概要など
１次ラウンドでは16チームを４チームずつ４グループに分けてリーグ戦を行い、各グル―プ１位チーム（計４チーム）が決勝ラウンドへ進出する。
１次ラウンドは、三重県営サンアリーナ（三重県伊勢市）とエコパアリーナ（静岡県袋井市）で開催、決勝ラウンドはテバオーシャンアリーナ（愛知県名古屋市）で開催。

各グループからの決勝ラウンド進出は以下の４チーム
Ａグループ１位　リガーレ東京（関東地域第１代表）
Ｂグループ１位　ヴァクサ高槻（関西地域第４代表）
Ｃグループ１位　広島Ｆ・ＤＯ（中国地域代表）
Ｄグループ１位　ゾット早稲田（関東地域第2代表）

広島エフ・ドゥ成績
１次ラウンド
広島エフ・ドゥ６－０徳島RAPAZ（四国地域代表）
広島エフ・ドゥ２－２ROBOGATO Futsal Club（東海地域第３代表）
広島エフ・ドゥ３－２ SWH Futsal Club（関西地域第１代表）

準決勝第1試合
広島エフ・ドゥ０－２リガーレ東京

決勝
ヴァクサ高槻３－０リガーレ東京

＜最終結果＞
優勝　ヴァクサ高槻（関西地域第4代表）
準優勝　リガーレ東京（関東地域第1代表）
第３位　ゾット早稲田（関東地域第2代表）、広島Ｆ・ＤＯ　（中国地域代表）

広島エフ・ドゥは１次リーグで関西ナンバーワンのSWH Futsal Clubを倒し決勝ラウンドへ。準決勝では関東ナンバーワンのリガーレ東京に敗れたが上位４チームの中で唯一の地方勢として強烈なインパクトを残した。

広島エフ・ドゥ・高垣結監督の話

準決勝、途中までは自分たちのプランどおりだっただけに負けたことは悔いが残ります。しかし今回は広島エフ・ドゥとして初めて準決勝に進み、歴史を作ることができました。
今大会を通して言えば守備に関しては関西、関東のチームを相手にして機能していました。固い守備からのカウンターは広島エフ・ドゥのスタイルとして、いけるという手ごたえをつかむことができました。
しかしカウンターの精度が低かったこと、引いた相手への攻撃の引き出しの数がたりなかったことが優勝までには届かない要因だと感じています。
ただ、大会全体を見渡せば地域リーグごとの差は小さく、どのチームにも優勝のチャンスがありそうです。今大会で３位になったからと言って、全国３位の実力がある、とは思っていません。
今回の結果を自信にしながらも、過信にはならないようもう一度気持ちを引き締めて今週末の選手権に臨みたいと思います。

広島エフ・ドゥ
後列左端が高垣監督

第21回全日本フットサル選手権大会は１次ラウンドが３月４日から６日まで、決勝ラウンドが３月11日から13日まで、会場１1次ラウンドが静岡県のエコパアリーナ、大阪府の府民共済SUPERアリーナ、兵庫県のグリーンアリーナ神戸、決勝ラウンドは東京都の国立代々木競技場第一体育館。
グループＥの広島エフ・ドゥは３月４日、バルドラール浦安と初戦で対戦。相手は格上のＦリーグ勢。地域チャンピオンズリーグでの経験を生かして接戦に持ち込みたい。グリーンアリーナ神戸で午後２時15分キックオフ！

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