市議会での熊本議員(画像中央右、2015年12月撮影)
広島市・松井市長の「懐刀」と言われる市議会議員刑事告発、これじゃサッカースタジアムも前進しないはず…
広島市議会の熊本憲三氏(52)=安芸区選出=が安佐北区の男性に詐欺の疑いで刑事告発されていた、と中国新聞、産経新聞3月2日付朝刊などが報じた。
しかし熊本氏については以前から政務調査費(現政務活動費)の受け取りについて虚偽の領収書を知人女性に書かせ、不正に受け取っている、との噂が絶えなかった。「そんな場所で書かせたのか!」というところまで、状況を詳細に語る関係者もいる。
熊本氏は1993年の補欠選挙で初当選、現在は7期目。2013年6月から1015年5月まで副議長を務め、昨年5月には議長選に臨み”アディショナルタイムでの大逆転負け”を喫した。このため、広島市議会の議長、副議長は「市長とは距離を置く二つの会派」が占めることになった。詳細は以下の記事で。
毎日新聞記事
mainichi.jp/articles/20150519/ddl/k34/010/523000c
また熊本氏の立場を「松井市政を支える、助さん格さん」と称するブログもある。
仲井時之の世相を撫でる
ameblo.jp/nakaitokiyuki/entry-11885105316.html
この記事の中では一度は市議会で否決された、安佐市民病院移転問題についても熊本氏が「特段の力を発揮された」とある。
広島県警はすでに独自でも捜査を進めており、今後「議会、市長ともに大揺れが起こる可能性もある」と話す関係者もいる。
「助さん格さん」は正義のためにその身を粉にして働くが、広島版のストーリーは原作とは違う方向へと進みはしないか?
あす3月3日にはサンフレッチェ広島、久保允誉会長が新サッカースタジアムの独自案、Hiroshima Peace Memorial Stadiumについての会見を行う。
「 Peace Memorial 」とは似ても似つかない、「政務費不正受け取り、刑事告発」の記事が出る「懐刀」(メディア関係者)を擁する松井市長。
広島の新サッカースタジアム問題が遅々として進まない原因も、なんだかわかるような気持ちになってくるのが悲しい…
なお、松井市長自身も安佐市民病院移転問題で「不透明なカネの動き」を市議会で指摘されている。
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hirospo.com/sanfrecce/11909.html
広島新サッカースタジアム取材班