パトリックの頭と足で王者・川崎フロンターレも撃破!(トップ画像は3月30日撮影のパトリック)
明治安田生命J1リーグ第5節、川崎フロンターレ-サンフレッチェ広島(等々力陸上競技場、3月31日午後4時3分キックオフ、2万4018人)
固い守りの両チーム、0-0のまま後半へ。
サンフレッチェ広島、後半30分台、右サイドからの波状攻撃。
後半39分、やはり右から攻めて、柴崎晃誠のクロスからパトリックが頭で合わせ、右CK獲得。キッカー柴崎晃誠。続いて柴崎晃誠の左CK。
ここもパトリックの頭へ。ボールはGKにパンチングされ、佐々木翔を経て再びパトリックの足元へ。左足で押し込みついに先制!
川崎フロンターレにとっては今季初めて許した先制点。
後半45分、川崎フロンターレは車屋紳太郎が左サイドを突破。ゴール前へのクロスに水本裕貴も飛び込み、頭に当てる。GK林卓人がこれをクリア、再びうつ伏せの水本裕貴の肩に当たって途中出場の長谷川竜也の前へ…。同点ゴール!
否、判定はサンフレッチェ広島側の抗議のあと覆りオフサイド。
前半も、アディショナルタイムも耐えたサンフレッチェ広島、無傷のまま再び首位に浮上した。
開幕から全5戦にフルタイム出場して、今季初ゴールのパトリックの話
きょうの試合はすごくモチベーションが高かった。みんなでプレッシャーをかけて勝ち点が取れた。最後の最後まで絶対決めると信じてプレーしたことがゴールに繋がった。きょうのゴールは自信に繋がる。みんなを信じていたし勝って良かった。みんなを讃えたい。
城福浩監督の話
ほんとに難しいゲームでしたが持てる力を出してくれましたし90分のスパンの中でで自分たちの時間をしっかり作れました。(前半に)1回、2回危ないシーンがありましたけど、大きく崩されることはなかった。後半は自分たちがボールを握る時間をしっかり作って、そこから崩していく…と。今の時点での順位はほとんど意味をなさないですけど、ただフロンターレにこういう内容で勝てたことは自信になります。
※この記事は速報に加筆しました。