広島ドラゴンフライズ、ホーム開幕戦勝利掴み取る、西地区王者の熊本ヴォルターズに先手でクラブ史上最多初日3030人歓喜！

2019年09月28日: 編集部

トップ画像はダンクを決めるグレゴリー・エチェニケ

広島ドラゴンフライズは９月２８日、広島市西区の広島サンプラザホールでB2ホーム開幕戦に臨み、熊本ヴォルターズに101－51のスコアで快勝した。通算成績は2勝1敗。

ジャマリ・トレイラーが30得点と”大当たり”、2018－19シーズンB2リバウンド王のグレゴリー・エチェニケも20得点17リバウンド、古巣を相手にした司令塔の古野拓巳も7アシスト。

熊本ヴォルターズは2018－19シーズンのB2西地区王者で、地区優勝への最大のライバル相手に先手を打つ形になった。

2019-20シーズン第２節GAME1
広島ドラゴンフライズ 101-51 熊本ヴォルターズ
1Q:27-9
2Q:23-17
3Q:26-16
4Q:25-9
入場者数：3,090人
シーズン成績：2勝1敗

【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#8グレゴリー・エチェニケ、#24田中成也、#30古野拓巳
熊本:#7小林慎太郎、#10ボビー・ジョーンズ、#11石川海斗、#13木田貴明、#44デイビッド・ウィーバー

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー30点
#8グレゴリー・エチェニケ20点
#24田中成也 17点
◆リバウンド
#8グレゴリー・エチェニケ 17リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 11リバウンド
◆アシスト
#30古野拓巳7アシスト
#3岡本飛竜6アシスト
#0ジャマリ・トレイラー5アシスト

熊本ヴォルターズ
◆得点
#1中西良太15点
#11石川海斗10点

広島ドラゴンフライズの勝利は第１クォーター開始6分でほぼ決まった。バタつく熊本ヴォルターズを圧倒して21－0と大差をつけることに成功。

試合後、堀田剛司ヘッドコーチは次のように”解説”した。

「本当に選手たちが気持ちを入れて、ホーム開幕戦に向け準備した結果、ずごくいい出だしになった。熊本さんのオフェンスは（2018-19シーズンPOでMVP獲得の）石川海斗君のピックアンドロールでくるので、そのディフェンスがカギになっていましたが最初はうまくフィットしました」

朝山正悟の3Pでホーム開幕戦幕開けとなった広島ドラゴンフライズはその直後からジャマリ・トレイラーが爆発！第１クォーターだけで14得点の荒稼ぎとなり第２クォーター残り5分32秒で39－15と24点差に。

熊本ヴォルターズタイムアウト、スコアは開く一方…

果敢に攻める田中成也

トータル4分45秒の出場となった山田亜斗夢

熊本ヴォルターズはたまらずタイムアウト…しかし、その直後には24秒ルールのバイオレーションと混乱を極める状況で、第２クォーターも23－17で広島ドラゴンフライズ。

第３クォーターも26－16で取った広島ドラゴンフライズは最終クォーターに入ると山田安斗夢、森山修斗ら若手にも次々に出場機会を与え、かつ25－9のスコアでしっかり締めて100点ゲームにした。

開幕戦では最多の3,090人が集まったアリーナの雰囲気が広島ドラゴンフライズの勝利を後押ししたようで、堀田剛司ヘッドコーチは”広島開幕”の手応えをこう語った。

大声援を背にコートを見守る堀田剛司ヘッドコーチ

「ブースターの数は多いほど選手たちのパフォーマンスが上がるなというのは感じています。ひとつひとついいプレーをすると会場全体が地響きじゃないですけど、ああいうのはなかなか3,000人入らないとできません。広島はカープもそう、サンフレッチェ広島もありますし、もともとスポーツに関心のある県だと思うので私たちも毎日、いいパフォーマンスを出せるように、日々努力して…。まだ3ゲームしか終わっていないので、これから長いシーズン1試合1試合しっかり成長して強いドラゴンフライズをお見せできるように。そうすればもっとブースターも増やせると思うので、最終的にはB1を目指しているのでしっかりコミュニケーションを取りながらもっともっと良くしていきたいなと思います」

厳しい表情の熊本ヴォルターズ、ネナド・ウチニッチＨＣ