画像後方は広島地検も入る広島法務総合庁舎
「河井夫妻疑惑」についての連休明け、一発目の大きな動きを共同通信などが5月9日午前中に報じた。
この疑惑の発端となった河井案里参院議員と夫の克行前法相を大型連休中に広島地検が任意聴取していた、という。
当然と言えば当然の話であり、疑惑解明に連休は関係ない。
ひろスポ!でもその連休明けに、スポーツとはやや距離のあるこの問題について、わざわざ軽くではあるが触れておいた。
ひろスポ!記事
大型連休明け、広島県警中央署8572万円盗難からちょうど3年…今度は「河井夫妻疑惑」で広島事変が東京事変に直結か?(2020年5月7日掲載)
hirospo.com/pickup/65398.html
この事件は、安倍政権で繰り返される権力の一極集中による「政権の私物化」が招いたものだが、その舞台が広島となっているところが、我々広島人にしてみればこれまでとは大きく違う。「疑惑」夫妻を送り出したのは我々、広島県人だ。
ところがこの事件の突破口を開いたのは広島のメディアではない。文春スクープだ。
それ以後も、文春砲は次々にさく裂。安倍政権の時限爆弾とまで言われるようになった。
最後にその導火線に火をつけるのは、広島のメディアであって然るべきだろう。
追随して報じるだけがメディアではない。何も表に出ていない時に、真実を掘り起こす。その心意気が広島のメディアにあれば、広島県警中央署8572万円盗難事件も、あんな終わり方にはなっていないだろうに…
ひろスタ特命取材班