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2020年05月09日
編集部

新型コロナウイルス禍の世界は戦後75年、ヒトラー、メルケル、プーチン…加藤厚労大臣や湯崎知事、松井市長への”集中砲火”で気づくこと

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ヒトラー駐車場
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    SRC

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    ダグ

  • レッドヘルメット

画像はベルリン市街地にある駐車場、だが75年前にはこの場所に総統の地下壕がありそこでヒトラーは自殺した…(ひろスポ!ベルリン取材班撮影)

 

大型連休が明け、加藤勝信厚生労働大臣に集中砲火、だ。国民の命を左右する「37・5度以上の発熱が4日」を言い出したのに、今になってその数値に関して「我々から見れば誤解でありますけれど…」と言ってのけたからだ。

加藤大臣は、テレビや新聞が一方的に報じた昭和の時代に育ってきた。平成にスマホが出現して今は令和。双方向の時代、ヤフーニュースの関連記事には何千ものコメントがついている。

新型コロナウイルスは世界各国、地域の”実力差”を浮き彫りにする。例えば欧州の中だけでもその被害状況はずいぶん違う。極東では韓国で5月5日、無観客プロ野球が開幕し8日にはサッカーのKリーグも無観客で始まった。たが日本は今なお先が見えない。台湾に至っては”世界最速”の4月12日には開幕している。

天から降ってきた禍は日本国内の自治体の対応力の差も炙り出す。

全国民に支給される10万円も、自治体ごとそのスピードにはかなりの差がある。例えば東広島市。ここにはバイトがなくて困っている広島大学の学生が大勢住んでいる。その学生を”戦力”にして、10万円支給のための申請書類の発送準備を加速させる案が採用された。まさに地域性を生かした対処法で、このやり方に文句を言う人は誰もいない。

翻って広島県と広島市。

5月4日午後0時23分配信のヤフーニュース(中国放送)…

湯崎知事と市長・町長 緊急事態宣言延長を踏まえ 外出自粛・休業要請を議論 広島
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00549700-rccv-l34

この中では広島市の松井市長が、毎週金曜日の正午に感謝の拍手を送ることを提案し了承されたとある。

実際5月8日、県下の自治体でこの「フライデーオベーション」なるものが実施され、夕方ローカルニュースではマイクを向けられた医師が「勇気づけられます」と応えていた。

そりゃ、テレビカメラの前で「どうですか?」と聞かれればそう答えるだろう。一方で上記の記事のコメントにはわずか70数件しかコメントがついていないものの、その大半は広島県の湯崎知事と松井市長のコロナ対応を批判するものとなっている。

きょう5月9日はロシアの対ドイツ戦勝記念日だ。

だが、せっかくの記念日も新型コロナウイルスによって散々な状況で、連日1万人を超える感染者が出ている。

外出禁止令の出ているモスクワでは市民が言うことを聞かず出歩いているという。休業令も出ているが、経済が回らなくなり、この先、経済活動再開の動きも出始めた。もう統制がとれなくなりつつあるようだ。

ロシアのプーチン大統領は7日、初めて大統領職についてからちょうど20年となったが、支持率59パ―セントは過去最低水準となっている。

原油を売りまくって経済的な復活を遂げたロシアはコロナ禍による原油価格急降下で国内経済の規模がおよそ3分の2に縮小した。75年前の独ソ戦勝利を祝う気分になれないのもうなづける。

”敗戦国”ドイツは、1日前の8日が無条件降伏の文書に調印させられた日だ。

だが、今のドイツはEUの中では数少ない勝ち組でしかもそのフロントランナー。

メルケル首相は3月18日、夜のテレビ演説で「第2次世界大戦以来の最大の挑戦だ」と言い、店舗の閉鎖や移動の制限などを国民に求めた。例えばいっしょに外出できるのは同居家族と2人まで、違反すれば罰金…

その規制も4月20日には緩和され、5月16日からはドイツサッカーが1部、2部とも無観客で再開されることが発表された。

ベルリンの街中では店舗が商売を再開、店の中に入る客の数を調整して、順番待ちの人たちは店の外で待っている。電車やバスに並んで乗る習慣を持たない国だが、新型コロナウイルス対策でのルールは守る。

だいたい、マスクなんてベルリンっ子には無念の代物だったのに、今では完全に普及した感がある。メルケル首相のテレビ演説の力量がどれほどのものかは知らないが、結果的にはいい方向へ進んでいる。

75年前、首都ベルリンを瓦礫の街にしたのは総統ヒトラーだ。

ところが総統は無条件降伏の事実は知らない。ソ連軍の戦車と大砲が砲弾の雨を降らせる中、街中に築いた地下豪の自室のソファで、4月30日にピストル自殺したからだ。

たったひとりの人間の所業が災いを引き起こし、5000万人とも8000万人とも言われる途方もない死者が出た。その多くは民間人。

 

 

広島はコロナとの戦いが続く8月6日、75回目の原爆の日を迎える。

そのため8日には松井市長がテレビカメラに向かって何か言っていた。

だが、いつもと変わらぬ形式的な発言に終始していて、ここにわざわざ記すべきものは何もない。

広島市も広島県も、コロナではただ国の言うことに振り回されているだけ。おそらく市民、県民の多くはそう考えているであろうことは、ネットの反応で想像がつく。

広島のメディアも、湯崎知事や松井市長の「支持率」を調査した方が良くはないか?

大規模自然災害やパンデミック。

だが広島は75年前、人類最初の惨禍の中にあった。

そしてドイツと同じ敗戦国、ベルリンと同じ廃墟と化したその風景…

パンデミックへの対応において、日本とドイツ、ベルリンと広島の現状に相当の差が生じているのはなぜなのか?

広島市では10万円の給付開始が6月にずれ込むという。散々サッカースタジアム問題を振り回してきた松井市長に、緊急事態への対応力など望むべくもないのである。

ひろスタ特命取材班

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