画像は鈴木誠と西川
4月6日 〇2-0 ヤクルト 神宮球場
通算6勝3敗1分け、巨人を抜いて2位浮上、首位阪神に0・5差
17時30分開始・2時間44分、9,188人
相手先発 スアレス●6回3安打1失点
本塁打 西川①
一番セカンド田中広
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番レフト松山
六番キャッチャー坂倉
七番サード安部
八番ファースト堂林
九番ピッチャー森下〇(2試合2勝)9回119球6安打無失点
森下はセ・リーグ完封勝利一番乗り。「いい球と悪い球がはっきりしたんですけど…」と言いながらもこれで2試合15イニング無失点。
失点しないのはホームランを打たれないのと、得点圏に走者を置いて打たれない、から。
ヤクルト打線は開幕から固定できているのは昨季のOPSが・1000を超えていた四番村上のみ。
初回はその村上をストレートの四球で歩かせ、五番塩見を真っすぐで空振り三振に。
四回には村上に右前打されたあと、やはり塩見から真っすぐで空振りを取り、スタートした村上を二塁タッチアウトにした。
六回には山田に三塁線を抜かれて二死二、三塁となったが、ここでは村上を渾身の真っすぐで空振り三振に…
そして九回の一死三塁では、塩見の膝元に152キロの真っ直ぐを投じて見逃し三振を奪い完封を引き寄せた。
広島は開幕から10戦で貯金3、得点32(セ5位)、失点22(セ最少)で得失点差プラス10は首位阪神のプラス15に次ぐ。チーム防御率1・92。
打つ方では菊池がこの日も第4打席に右前打を放ち開幕からHマークが途切れない。打率・455で首位をキープ。そのあと14位に西川で打率・300。しかし六回にスアレスから3号ソロを放ったように勝負強さが光る。15位に鈴木誠で打率・281。
ディフェンスを固めて、カウンター攻撃。サッカーで言うところの、そんな戦いが奏功して連敗なしで来ている。
なお佐々岡監督の1年目の昨季は開幕9戦を5勝3敗1分けのあと4連敗して躓いた。けっきょく昨季の貯金は最大で2だった。広島の首脳陣もここらでもう一度、気を引き締め直しているはず…(ひろスポ!・田辺一球)