画像は5月20日、がらがらスタンドのマツダスタジアム、広島県民、カープファンは、選手、チームに対して、に加えて広島東洋カープという存在自体から距離を置きつつある
薬物当用カープの現実が浮き彫りにされつつある。NPB史上、極めて稀でしかも応援する側に対して最も深刻なこの事案は1月末の発覚以降、根本的な部分が何も解決していない。
どの選手がゾンビたばこに手を出していたのか?なぜ、それを球団側は適切な時期に明かさないまま、もうすぐ球宴開催という時期まで来てしまったのか?
事実としてあるのは、今季の新井カープが羽月隆太郎元選手のゾンビたばこ事件発覚以降、通常ではありえない状況に追い込まれていることだ。2月のキャンプイン直前に禁止薬物使用による逮捕者を出したことと、空席が目立つマツダスタジアム、球宴へのファン投票選出者ゼロで、チームが超低空飛行を続けていることは無関係ではない。
この事件で一番問題なのはカープ球団が終始、真実から目を背け、事実ではないことを語り、そして2月以降、一度も正式な会見を開いていないことにある。
自浄能力なし。ならば早急に第三者委員会による事件究明により、その原因と球団側責任(責任者)を明確にすべきで、マツダスタジアムを球団に貸し出している(指定管理者制度)広島市が本来なら、とっくにそんな声を上げていなければいけない。
今のままでは広島市民、広島っ子たちの宝であるマツダスタジアムを広島球団が使用・管理するのは際めて不適切で、厳しく言えばその資格はない。
smartFLASHは7月12日正午、以下のヘッドラインの記事をアップした。
【独自ルポ】ゾンビたばこの売人・滝口涼介被告の"黒い経歴"…"一流野球選手"との複数のプライベート写真が語る「球界との蜜月」
【独自ルポ】ゾンビたばこの売人・滝口涼介被告の"黒い経歴"…"一流野球選手"との複数のプライベート写真が語る「球界との蜜月」 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
記事内には、広島の矢野雅哉、小園海斗、田村俊介の3選手の名前が出てくる。
もし、これが事実でないのであれば広島球団は即刻、名誉棄損で光文社を訴えなければいけない。
写真も掲載された。
羽月隆太郎元選手に指定薬物エトミデート、通称ゾンビたばこを譲渡したとして広島県警に逮捕された滝口涼介被告(38)とのグループショット。そこにはその3選手が写っている。
その結果、SNSにはファンらの様々な声が上がるようになった。
FLASH記事を追随したのが、カープ記事ではひろスポ!と驚くほど波長の合うAsagei plus。<指定薬物「ゾンビたばこ」売人との「疑惑写真」に写った広島カープ「現役選手の面々」矢野雅哉のベッドに「赤い棒」>のヘッドラインで、広島球団・バティスタ事件を引き合いに出しつつ別情報も紹介。説明責任から「もう、逃げられない」と結んだ。
これまた事実として言えるのはこの3選手が2月のキャンプ以降、あるいは開幕以降、まったく精彩を欠き、ろくな成績を残せていない、ということだ。
またもうひとつの事実は、フリーの立場になった羽月隆太郎元選手が1月末の自身逮捕以降、暴露発言を続けている、ということ(無論、その内容がウソであるケースもあり得る)。
5月15日の広島地裁における公判では「周囲に吸っているカープ選手もいたので…」と話し、5月28日のライブ配信では「私を含め6人が同じ人物から(ゾンビたばこを)購入していました」と証言した。それまで仲のよかったチームメートがみな離れていったとも嘆いてみせた。
マスメディアの動きでは5月19日、広島テレビが昼ニュースなどで、複数のカープナインがエトミデート仕様の疑いで広島県警から尿検査を受けた、というショッキングな内容を報じた。
このころ、すでにSNS上にはカープ選手5人の実名が疑惑の対象としてあげられていた。その顔触れと今回、FLASHに載った3選手は重なっている。
そんな選手らを起用してペナントレースを戦う新井貴浩監督のことが気の毒でならない。カープファンは監督への罵倒、誹謗中傷投稿を厳に慎むべきである。またすでにその種の声を上げてしまった場合は、自身の手で削除した方がいい。
さて、中でも厳しい立場に追い込まれたのが矢野雅哉選手だ。FLASH記事の中では一番詳しく報じられている。
実はひろスポ!もまた、矢野雅哉選手に関する記事にはできない情報を早くから入手していた。だから以下の記事を、開幕目前の3月26日にアップした。
上記記事には次のような一節がある。
<2月前半の日南キャンプで守りのミス他、精彩を全く欠いて二軍に落とされたままの矢野雅哉と、昨年12月の契約更改のあと「30発100打点」を掲げていたにもかかわらず、2月以降ただの一度も一軍に呼ばれないままの末包昇大、揃って二軍で開幕を迎えたこのふたりにはいったい何があったのか?>
<ふたりはこのところスポーツ 紙、中国新聞の記事にすらなっていない。もちろん、それぞれ事情があってのことなのだろうが、その理由とは?>
<戦力的に見て、失礼ながらヤクルトとともにセ界の底辺にいる(ついでに言えば一説によると開幕前12球団別総年俸最下位)広島が阪神やDeNA、苦手の中日と互角に戦おうと思えば、選手自身が自らを厳しく律するしかないのである。平川蓮や勝田成はあくまで新人としての可能性を買われての開幕スタメンであり、そんなふたりにあっさりポジションを開け渡した末包昇大と矢野雅哉…こんな調子ではたぶん今シーンの広島に明るい未来はないだろう。(ひろスポ!取材班&田辺一球)>
引用は以上
わざわざ末包昇大、矢野雅哉の両選手を併記したのにはワケがある。だから<もちろん、それぞれ事情があってのことなのだろうが、その理由とは?>と明記しておいた。
末包昇大選手の場合は単なる実力不足。昨季の好成績は首脳陣が比較的組み易しの相手先発の時に起用した親心が追い風になっただけの話であり、実は昨年末段階でトレード要員のひとりにもなっていたはずだ。
SNS上では末包昇大選手を疑う声も当初、散見されたが、名誉のために言っておくと関係なし、だ。(それにしても現状、二軍戦での末包昇大選手の打撃は酷すぎる…力ばかり入って、ヘッドにそれが伝わらず、あるいは当てるだけでまともな打球が飛んでいない)
だが矢野雅哉選手のケースはそれとは異なる。開幕前に上記記事を作成したのは、”このまま選手ゾンビ化事案を広島球団が放置したら、たいへんなことになりますよ”と言いたかったからにほかならない。
今回のFLASH記事は終盤で、広島球団の徹底した情報非公開姿勢を厳しく問いただしている。
ひろスポ!はこれまで何度も<カープ村>の異常さと、それによるファン、市民・県民の不利益を報じてきた。不都合な真実はスルー、番記者に通達を出すなどしてメディアをコントロールして都合のいい大本営発表だけを書かせる。ここ40有余年続く広島球団の特殊性と、FLASHの指摘は完全に重なっている。
同誌は記事の締めの部分で専門家の声を引用し、プロ野球球団という特別な組織の義務として、自身が調査、収集した事実をファンに公開する義務があり、危機管理能力欠如の現状は極めて不適切で杜撰と指摘している。
様々な機会に広島球団にこの事案に対するコメントを求めても、 しっかりとした返答はないのだという。
ひろスポ!はいいも悪いも、<カープ案件はすべて松田元オーナーの意思により決まり、それ以上もそれ以下もない>と繰り返してきた。
羽月逮捕の日、球団として予め知っていたにも関わらず何の対応せず、翌日になって「びっくりした」と平気でウソを口にした松田元オーナーこそ、この事件の中心人物であり、自らが何も語らず一線を退くようなことがれば、過去と現在と未来のカープファンは永遠に裏切られたとになる。
と同時に、コイの群れは酸欠状態の水の中を泳ぎ続けることになる。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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2025年03月30日








