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2015年10月23日
編集部

チャンピオンシップに王手!のサンフレ森保監督「我々は残り3試合全部勝って行く」、寿人「自分たちは優勝するためにやっている」

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森保監督
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残り3戦全勝を掲げ前日練習の最後に全員の前で話をする森保監督

 

サンフレッチェ広島は10月23日、アウェーのヴァンフォーレ甲府戦に備え広島市内でおよそ1時間の集中練習を行いその後、敵地に乗り込んだ。この試合に勝てばチャンピオンシップ出場が決まる。

サンフレッチェ広島は2012年、森保監督就任のシーズンにJ1初優勝を成し遂げた。(2014年、前期優勝のあとチャンピオンシップで後期優勝のヴェルディ川崎に敗れる)

さらに2013年もJ1連覇。2014年は8位だったが、今季はみたび、J1頂点を射程に収めた。

J1は残り3節。

順位は…

年間順位
1位 サンフレッチェ広島 勝ち点65 得失点差+34
2位 浦和レッズ     勝ち点65 得失点差+25
3位 FC東京      勝ち点59 得失点差+12
4位 ガンバ大阪     勝ち点57 得失点差+15
5位 川崎フロンターレ  勝ち点53 得失点差+14
6位 鹿島アントラーズ  勝ち点53 得失点差+14
7位 横浜Fマリノス   勝ち点51 得失点差+14
得失点差が+二桁のチームは以上

第2ステージ順位
1位 サンフレッチェ広島 勝ち点31 得失点差+21
2位 鹿島アントラーズ  勝ち点31 得失点差+12
3位 横浜Fマリノス   勝ち点25 得失点差+10
4位 ガンバ大阪     勝ち点25 得失点差+4
5位 FC東京      勝ち点24 得失点差+6
6位 浦和レッズ     勝ち点24 得失点差+3
7位 川崎フロンターレ  勝ち点23 得失点差+8
8位 柏レイソル     勝ち点23 得失点差+4
9位 湘南ベルマーレ   勝ち点20 得失点差+2
得失点差+のチームは以上

広島は、チャンピオンシップ出場の場合、一番有利な位置から優勝を狙える年間勝ち点1位と、第2ステージ優勝の両方を目指し、浦和、鹿島と勝ち点差なしの大接戦の中、残り3節を戦う。

残り3節の対戦、( )内は第2ステージ順位と第1ステージ対戦時のホーム・アウェー、スコアと勝敗)
広島
甲府 (12位、H2-0〇)
G大阪(4位、H0-1●)
湘南 (9位、A0-0△)

浦和
F東京(5位、H4-1〇)
川崎 (7位、A1-1△)
神戸 (13位、A1-1△)

鹿島
湘南 (9位、H1-2●)
横浜 (3位、A3-0〇)
名古屋(11位、A1-1△)

この対戦から分かることは…
・広島は残り3戦中、アウェーが2試合
・浦和は第1ステージ無敗優勝のため、3チームから確実に勝ち点
・合計得点、合計失点とも一番少ないのが広島
・浦和は強敵、F東京、川崎と運命の連戦…
・鹿島は第1ステージ負けの湘南戦のあと横浜戦というヤマ場を迎え、さらに引き分けた名古屋戦と微妙の3連戦…

…という感じか。

さらに広島はJ1では甲府に1勝4敗、アウェーでは昨年、一昨年と連敗中。第2ステージ12位の甲府だが失点13は失点11のF東京に次ぐリーグ2位の少なさで広島の失点14よりもいい。徹底的に守りを固めカウンター、というスタイルに、第1ステージ開幕戦2-0のスコア(得点者は佐藤寿人、ドウグラス)で勝った広島も簡単には勝たせてもらえない。

前日練習後の佐藤寿人の話

我慢強くボールを動かしていかないといけない。闇雲に突っ込んでいくのではなく、相手の隙を生むような動きを自分たちでやっていく。前線の3人がパス交換しての得点、それが少ない中でもここまで得点が増えている。3人の絡みがよくなればバリエーションが増える。自分たちは優勝するためにやっている。しっかり勝ち点3を広島に持って帰る。やりきることが大事です。

佐藤寿人
皆川(一番奥)と居残りシュート練習をする佐藤寿人

青山の話

(守りを固める甲府に対して)今週やってきたことをそのままやるだけ。(カギは)何回もやり続けることと(失点を防ぐ)リスクマネージメント。(アウェーの甲府戦は)うーん、(場所が)遠いからね…、それとなんか(スタジアムの)雰囲気が難しい。でもあしたは甲府も(勝ち点1を取ればJ1残留の状況で)プレッシャーがかかると思うので…。向こうは0-0でいいと思っている。僕らは点を取れる自信があるし、なぜか勝てる気がしている。まずそこ(チャンピオンシップ)に入らないと何も言えない。あした勝ってそこに繋げたい。

青山
何事か考えながらピッチ上を巡回?する森保監督と、居残り練習で笑顔を見せる青山

森保監督の話

いい準備ができたと思います。甲府を想定したトレーニング、プラス我々が残り3試合、全部勝ち取っていくんだという、年間1位とセカンドステージ1位というところを守るのではなくて全部、つかみ取りにいくんだっていうトレンドができたと思います。

試合に絡めない選手も非常にいい形で相手の動きを想定してやってくれたり、その中で自分のプレーをアピールする意欲的なトレーニングになりました。

(堅守の相手に対して)シュート意識を高く持ってシュートチャンスを逃さない。我々はボールを握って、縦パス、サイド攻撃で相手をどう崩し、相手の隙をどう突いていけるのか?っていうとこことが大切になる。

攻撃しながらも全体的なバランスを考えていかなければいけないと思いますし、勢いだけでイケイケだとカウンターを受けて相手の思うツボになってしまう。リスクマネージメントはしっかりやりたい。ひとりでもハーフウェーラインからゴール前まで持ってくる力が(甲府最多5得点のバレーには)あるのでそこは気をつけたい。

(甲府とのアウェーでの相性については)独特の雰囲気があるし向こうは自信を持ってできていると思います。これまで我々はあまり好ましくない状況を覆してきましたし、優勝しようと思ったらそういうデータを覆し我々らしく戦えれば勝機はつかみ取れると思います。

相手の攻撃を止めて少ないチャンスをモノにする意識が(今のチームは)徹底されていますし、攻撃時の集中力、迫力は他のチームに負けない。得点がたくさん入らない、堅い試合では我慢比べ、戦術的な戦い、ということになりますがそこできれいな形でなくてももぎ取って、相手のゴールにねじ込むところをあしたの試合でできればと思います。

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