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2017年07月14日
編集部

サンフレッチェ広島、ヨンソン新監督を招聘した3つの理由とは…

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ヨンソン
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織田社長と握手するヨンソン新監督(トップ画像説明)

 

サンフレッチェ広島、ヤン・ヨンソン新監督の会見が7月14日、広島市中区のホテルであった。

同席したサンフレッチェ広島の織田秀和代表取締役社長は、7月4日の森保一前監督退任発表からヨンソン監督との契約に至る過程、また新監督に期待する点などについて次のように語った。

 

7月3日、森保前監督退任を受け、暫定的に横内監督に指揮を執ってもらい、本日、新監督ヨンソン氏を迎えることになりました。横内監督はヘッドコーチとして新監督をサポートします。

1993年、ヨンソン氏がコーチ、選手としてチームに在籍し活躍していた時期、私は強化部スタッフとしてかかわっておりましたのでヨンソン氏とは旧知の中です。

彼に直接会ったのは彼のヴィッセル神戸時代が最後、しかし知人を通じ彼の動向、活躍は注目していましたし、Jリーグ監督としてチャレンジしたいという希望を持っていることも知っていました。こちらの情報も彼に伝わっていたと思います。

そういった意味でスウェーデンと日本の距離や今日までの時間に関係なく、私にとって彼は大変近い存在です。

ヨンソン氏招聘の経緯について。

森保監督退任決定を受け、足立強化部長と私とで人選に取りかかりました。平素から情報収集は行っておりますが、このタイミングでチームの再建を託せる人物は誰かと言うことで検討した結果、複数の候補者が挙がる中でヨンソン氏を最優先候補と位置付け、7月4日に代理人を通じオファー、交渉となりました。

ヨンソン氏は直近までスウェーデン1部リーグ、ハルムスタッドのテクニカルダイテクター兼アカデミーダイレクターでした。招聘には困難が伴うと覚悟しておりましたが、本人のJクラブの監督にチャレンジしたいという強い思い、強い意欲、ハルムスタッド関係者のご理解によりスムーズに交渉が進み7月9日に快諾いただきました。

ヨンソン氏を招聘したのには3つ理由があります。

まず指導者としてのキャリア 。1997年のヴィッセル神戸コーチ退任以降、ノルウェー、スウェーデンの複数のクラブで監督を務めました。2005年から2010年にかけてはノルウェーリーグで2部に降格していたクラブ、Stabaekを1部に引き上げその後、リーグ制覇に導くなど、選手を集めることで戦力強化を図るビッグクラブでなく、限られた予算、戦力で選手を育成しチームを作るという地方の中堅クラブでの手腕を発揮、その思想はサンフレッチェ広島に共通しています。優勝争いだけでなく、昇降格のかかった厳しい戦い、修羅場を経験していることは苦戦を強いられている我々にとってその経験が活かされると思います。

2つめはキャラクター。礼儀正しいジェントルマンですが、サッカーに情熱を持ち、価値に対して強いこだわりを持っています。また、選手との対話を大事にする指導者です。サンフレッチェ広島の風土に合致しています。

3つめ、日本での経験値。93年の日、95年から96年までの神戸での経験により、サンフレッチェ広島というクラブ、Jリーグ、日本での生活がどんなものかを理解し、その上でサンフレッチェ広島、Jリーグに合った戦い方を構築してくれるものと確信しています。

残り16試合のJリーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯。サンフレッチェにおいてはとりわけJリーグ戦において厳しい戦いが続きます。ヨンソン新監督のもと、心新たに、そして今こそ心をひとつにして一丸となって、勝ち点を掴みとりながら上の順位を目指して参ります。

そして、再びJリーグ上位争いができるようなチーム再建にも合わせて取り組んで参ります。

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