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2018年05月09日
編集部

サンフレッチェ広島YBCルヴァン・カップでガンバ大阪に2-3「甘く危険な香り」の惨敗、城福浩監督は「我々はプロである」

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城福浩監督
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YBCルヴァン・カップ、グループステージ第5節(5月9日、エディオンスタジアム広島)

 

YBCルヴァン・カップの第5節が5月9日(水)に開催された。C組トップの勝ち点7を積み上げてきたサンフレッチェ広島はホームで勝ち点3のガンバ大阪と対戦。2-3の逆転負けを喫して4チーム中3位に後退した。

サンフレッチェ広島の今季ワーストゲームとなった。

前半7分にフェリペ・シウバ、前半24分に渡大生がゴールを決めて2-0。しかし後半3点を失うという、絶対にやってはいけない試合をとうとうやってしまった。

試合後、城福浩監督は会見のあと記者に囲まれてこう言った。

「我々はプロである。攻撃を自分たちの好き勝ってにやって、いるべきとことにいない。チームの根幹を揺るがす、穏やかな気持ちのままですむはずないですね」

広島に着任して以降、指揮官が見せた最初にして最高度の怒りだった。

君たちはプロではない…と言っているのとおんなじ…

こうした展開ではピッチに立った選手の声をいくら拾ってみても意味はない。

せっかく前回、4月18日の第4節、名古屋グランパス戦で1-0から1-2にひっくり返されたあと、青山敏弘キャプテンが強い口調でタガを締め直したのに、また同じ、いやもっとひどい有様となった。

それはもう明らかな気の緩みだった。

広島の現場で50年以上、サッカーを見続けている関係者から、ひろスポ!に届いたガンバ大阪戦(午後7時キックオフ)の最中のメールには以下のように記してある。

午後7時33分 相手GK17歳初出場、先発に10代4人、U-21が6人。サンフレは10代ふたり、U-21が3人、ピンチ何度もあり、甘く考えてプレーするのが心配

午後7時52分 前半終了、格下相手に「なめて」プレーしているような感じがしてならない。今後が心配。

午後8時7分 後半あたまから渡、ティーラシンの交代。

午後8時13分 もう1点取ればキマリ。だが、プレーが甘くなってきた。と、書いてたら失点。52分、2-1になる。

午後8時28分 寄せが甘くなったところを25メートルミドル決められ同点に追いつかれる。サンフレッチェ二人目交代は66分、野上から丹羽。

午後8時31分 観客数7,083人、70分、3失点目。

午後8時39分 3人目交代は川井から高橋

午後8時55分 実に甘く危険な香りのする負け

 

前回、3月7日の第1節、アウェーで4-0粉砕した相手にJ1リーグ戦でも今季無敗のエディオンスタジアム広島で見事、返り討ちにされたかっこう。J1リーグ戦に向けての腕試し(ひろスポ!記事)などと言ってる場合じゃなくなった。

「負けから学ぶことも大事」との声も選手の中から聞こえてきたが、たった1年前にはそんなこと、口が裂けても言えない状況だったことを、もう忘れてしまったの?か…

サンフレッチェ広島スタメン

サンフレッチェ広島スタメン
GK 中林
DF 馬渡、野上、吉野、川井
MF 森島、川辺、松本泰、フェリペ・シウバ
FW 工藤、渡

 

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