19日に開幕するセンバツに初出場する市立呉高校。出発を前に校内体育館に全校生徒が集まり父兄なども参加して壮行式が行われた。
午後からは学校の近くにある亀山神社で必勝祈願した。
呉勢として初めて甲子園で頂点に上り詰めたのは呉港で、昭和9年(1934年)の夏の甲子園20回大会だった。(当時は呉港中)。また呉勢として最後に甲子園に出たのも呉港で、昭和38年(1963年)のセンバツ35回大会だった。
呉港はその時、いずれも亀山仁社を訪ねており、市立呉もその呉の歴史を引き継ぐ。
そのあと市立呉ナインらは広島県庁に湯崎知事を表敬訪問。「呉旋風」と描かれた大しゃもじを受け取った。
夕方、一行は新幹線でセンバツ宿舎に向け出発。開会式直後の第1試合で愛知の至学館と対戦し、甲子園初勝利を目指す。