2016-17 Vプレミアリーグ男子、第1レグ 最終の第7戦・サントリー・サンバーズ戦(11月20日・日曜日 、静岡県・草薙総合運動場体育館)
JTサンダーズは苦戦している。
世代交代を目指して、酒井選手とのプロ契約を切り、唐川・久原の若手リベロ体制に切り替えた。去年は若さで許されたかもしれないが、今シーズンもサントリーで酒井が活躍しているのを見ると、その技術力の差も経験値も埋められていない。
サーブレシーブだけでなく、ラリー中の二段トス。今日は、解説者に「(唐川の)二段トスは、雑。下手。オーバーハンドトスが苦手なリベロが多いが、安易なアンダーでの二段トスはいただけない」と酷評されていた。
「越川も精彩を欠いてますね…」と解説者。調子が悪いのかもしれないが、次世代全日本の柳田を意識し過ぎじゃないか、とまで言われていた。
ビスコ監督も「選手のメンタル面に問題がある」と昨日の試合の後語ったそうだ。
というワケで今日の試合は、
21-25
20-25
25-20
22-25
セットカウント1-3で敗戦。昨日に続いて、ポイント0。
第1レグは2勝5敗 ポイント7の6位で折り返すことになった。
第1セットも、競り合う中で決め手に欠ける印象。柳田に越川がマッチアップするローテーションになっていたので、相手に決められる、自分のアタックは決まらない、自分のサーブは入らないのに相手にはエースをとられる…と、負のスパイラルだった感じ。
競り合いながら、ビミョーに相手にブレイクされてジワジワと点差が開いた。
第2セットは、やはり前セット同様抜け出せない感じで、8-10のところで、安井→八子に交代。一時、5点差あったものを追い上げて、JTの形が出来始めたかな~、と思うと、サーブミスやアタックミスが出て、波に乗れない。
第1セットも、21-24で越川サーブミス…。
第2セットも、20-23で越川サーブミス…。
いつもなら集中力上げてくるところだと思うが、逆に切れている印象。
解説者も「セットは取れなかったが、第1セットよりも第2セットの方がJTの攻撃が回っている印象だ。が、越川の動きが精彩を欠いているのが気になる」と…。
第3セットは、第2セットで見え始めていたJTの形が出せた、と思う。後がないJTは焦りから、1-4と出だしで差をつけられてしまい、追いかける展開。八子のサーブ、ルブリッチのスパイク、中島のクイックなどでジワジワ追い上げ、10-10で追いつき!
審判のチョンボ(勢いに乗っているJTの攻撃の時に、選手のポジションを勘違いして、笛を吹きプレーを中断!JTのポイントはふいに‼︎怒‼︎)12-11から13-11になるところをノーカンにされて、その後、向こうの若手セッターが、サービスエースになりそうな当たり(酒井がレシーブ失敗して、誰も攻撃出来ない)を苦し紛れにツーアタックしてきて、12-12!さすがに怒りマックスになって、コート内で暴言吐いて、チーム警告もらったわ(苦笑)。
でも、その後、怒りパンチ炸裂!みたいな、八子のサービスエース含む連続6得点で、18-12とリード!八子とルブリッチの活躍で、このセット取ったけど、越川は地味で目立たなかった。
第4セットに入っても八子のサーブは好調だったけど、11-11までは、JTリード保って八子がブロックに捕まり出すと、途端に不利に。
解説者の方はここでも「行き詰まってくると、深津が“順番に”トスを上げるクセが出てくる。深く考えずに上げている。状況を冷静に判断出来てない」と辛辣なご意見。
ごもっとも。
私も、セッターの問題は大きいと思っている。
ベンチにベテラン井上と新人金子のセッターを座らせておいて、手が打てないのは痛すぎる。如何せん、選手層が薄い…薄すぎる。今の時点から「今年の内定選手で、即戦力が入ってくれないかな」と考えてしまうなんて、どうかしてる…。
1レグ終了してこんな感じ…
①パナ 7勝0敗ポイント19
②東レ 5勝2敗ポイント16
③サントリー 5勝2敗ポイント14
④合成 4勝3敗ポイント13
⑤テクト 3勝4敗ポイント9
⑥JT 2勝5敗ポイント7
⑦堺 2勝5敗ポイント6
⑧FC 0勝7敗ポイント0
…大きく、大きく出遅れました。
調整不足は徐々に改善されるとして、故障者もじきに合流するとして、昨年の優勝メンバーがほぼレギュラーに居ながら合成が苦戦しているように、この先も何が起こるかわかりません。
一歩一歩進んでいくしかない。
来週は待ちに待った、JTサンダーズのホームゲームです。
11/26土曜日 東広島運動公園体育館にて、13時試合開始です。勿論、現地観戦です!
しかも、SS席かぶりつき!第2レグから、巻き返しじゃ!
頑張れ!JTサンダーズ!
(ちゃこ)