天皇杯、年末年始を挟んで、小休止していた、Vプレミアリーグが1月9日、再開しました。対戦相手、東レアローズ。会場は、5600人が集まった広島グリーンアリーナ!
アップ中、練習着のままの越川主将(中央)
我がJTサンダーズは天皇杯準決勝で、内転筋を痛めた越川主将がベンチ外、3人目セッターの菅さんがリベロユニフォームを着てベンチ入りする緊急事態での戦いとなりました。
そして、試合結果は、
27-29
25-17
17-25
22-25
セットカウント 1-3で、敗戦。獲得ポイント0。
レギュラーラウンド 第2レグを最終戦を残すのみ、まで消化して、
ポイント13、5勝8敗の6位。5位堺ブレイザーズとは、ポイント差が5付いてしまい、逆に、7位サントリーサンバーズとは、ポイント差が1しかないという崖っ淵まで来てしまいました。
昨シーズンから導入された「ポイント制」「ファイナル6・ファイナル3・ファイナル制」では6位と7位の違いは『天国』と『地獄』6位は、「ファイナル6」に進出でき、僅かながらでも下剋上して優勝出来る可能性がある。7位は、下部リーグ(チャレンジリーグ)との入れ替え戦へ直行です。
この、6、7位争いを、去年の優勝決定戦を戦った2チームがやっている、という、まさに「戦国プレミア」。ベンチ入り以外のメンバーを含めたチーム編成は、死活問題です。
今年のJTサンダーズは、その問題を解決しないままリーグに突入してしまった。そして、今のところ、即戦力の大卒内定者0のJTは、今季第3レグ以降と来季もこの問題を抱えたままということになります。
第1セット。越川さんのポジションで出場している安井さんのサーブの時に連続ポイントもあり。ビスコ監督のいう「自分に与えられた役割を各自が全うする」ことを、主将を欠いたチームメンバー全員が良い緊張感で戦っていると思いました。ジュースの末に競り負け。
第2セット、引きずらずによく取りました。越川主将の「ポジションの代わり」は安井さんがやって、キャプテンの役割を、深津さんが、八子くんが、時にはレオさんが、やっていたと思います。第1セットの時から八子くんがベンチ外の越川主将を時々振り返って見ていて、越川さんが応えているのが印象的でした。
第3セット。10-11から連続でサーブで乱され、5連続失点し6点差になったところが別れ目となりました。2連続ポイント取られたところで出場準備をしていたレシーバー登録の久原くん、ナイスです。が、このセット、この部分のリードを取り返せず。
第4セット。今度はレオさんが汗で滑って、アタックに飛べない事件が!即交代にはならなかったものの、やはり右足をかばっている様子があり、治療のためベンチに下がり、塚崎さん出陣。…これが1人だけ空気感が違う人が入った感じで。出番がある時は「緊急事態」なわけだから、準備万端でないのは仕方ないが、自分に与えられた役割は理解してないといけないでしょう、チームの一員として。最後、レオさんがコートに戻り、追い上げを図るも及ばず。
天皇杯準決勝で越川主将が、決勝で八子くんがリタイアすることになっても、決勝で「全く歯が立たない」状態でなかったことを、 ベテラン町野さんが「誰が出ても、ある程度戦えることはわかった」とコメントした、その“重さ”を、今日また思い知りました。
明日は、1レグJTにのみしか勝てず、2レグは今日パナソニックに3-0で勝って、2勝11敗のFC東京と対戦です。
頑張らないと!ここで踏ん張らないと!ズルズルといってしまいそう。
明日も、現地で応援します!
頑張れ!JTサンダーズ!
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ
スタンドはJT一色…