戦力分析、現状戦力の把握に努め、スタメン固定で開幕2連勝を呼び込んだアンジュヴィオレ広島の東博樹監督(トップ画像説明)
プレナスチャレンジリーグ(なでしこリーグ3部)WEST第2節(4月23日、静岡県時之栖スポーツセンター裾野グラウンド)
アンジュヴィオレ広島はJFAアカデミーと対戦、2-0のスコアで開幕2連勝をマークした。
チャレンジリーグEASTとWESTにはそれぞれ6クラブが所属し、上位2クラブずつがなでしこ2部昇格へ繋がる「1・2位チーム順位決定戦」に進む。
勝ち点6、得失点差+3のアンジュヴィオレ広島はまだバニーズ京都SC(勝ち点6、得失点差+4)に続いて2位につけた。
昨シーズン、開幕から11試合も勝てなかったことを考えれば、下位リーグであることを考慮しても上々のスタートを切ったと言える。
その要因のひとつがメンバーの固定。
昨季はメンバーを入れ替え過ぎた。新チームを任されることになった際、戦力のチョイス、メンバー固定化への課題を口にしていた東博樹監督は開幕戦からのスタメン変更を最終ラインの一カ所に留め、メンバー交替もほぼ開幕戦を踏襲した。
そんな中、この日は前半28分にFWの鈴木実希(ルネス学園甲賀レディースから新加入)が先制ゴール。後半38分には、開幕戦に続いて後半31分から赤嶺美月に代わってピッチに立った足立英梨子が貴重な2点目を決めた。
開幕戦では赤嶺美月がPKを含む2ゴールを決めており、ここまではうまくはまっている。
次節は現在、3位の静岡産業大学磐田ボニータと、第4節ではバニーズ京都SCと当たる。ともに、ホームゲーム(第3節コカ・コーラウエスト広島スタジアム、第4節広島広域公園第一球技場)となる。地元サポーターの前で成長した姿を見せることができるか?