トップ画像は振り切ってライトポール際に叩き込む宇草孔基
広島の日南キャンプ2月9日、第8日。不入りが続いた天福球場もさすがに土日は立ち見も出て満員御礼!
天福球場内野席ぎっしり
侍ジャパンの稲葉篤紀監督もグラウンドに登場。で、恒例のランチタイム打撃で鈴木誠也が柵越え連発…
ひろスポ!で電線直撃弾を伝えたばかりだが、他球団のキャンプを視察して回る稲葉監督もその打球を目の当たりにして「ちょっと他の選手と違う…」
…ということで、この日の鈴木誠也の出番?はここまで。
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午後からの紅白戦は鈴木誠也はお休み。しかし、ジャパンの主砲がいなくても初の紅白戦はシーズンさながらの盛り上がりを見せた。
盛り上がりその1、は鈴木誠也と同じ東京と出身の大卒新人、意地とプライドの一撃。
前日8日のフリー打撃で、新外国人投手のDJ・ジョンソンの前にまったくバッティングをさせてもらえなかった宇草孔基。
そのフリー打撃で”初投げ”したドラ1右腕の森下暢仁の方は評価がうなぎのぼり。(日南はうなぎも有名)。同じ大卒でドラ2なのに…ときっと悔しくて涙のひとつも流したはず…
…で、この日の紅白戦、白組スタメン七番ライト、汚名返上のチャンス!
二回、二死一塁で注目の第1打席。ボールカウント3-1まで見て、山口翔の真っすぐを、ぎりぎりまで呼び込み怒りの?ひと振り!
打球は低い弾道でライトポール際、外野後方にある屋内練習場の横の藪の中へ…
”脱落”の危機に直面しつつ、「トリプルスリーも狙える逸材」の看板に違わぬ痛快な一発。満員のスタンドが沸き返ったのは言うまでもない。
宇草ホームイン
紅白戦スタメンには田中広、西川、安部、曽根、野間、小園、松山、坂倉と左の実力派、期待の若ゴイがいっぱい…日南キャンプは11日まで。残る期間中に、紅白戦第1号の手ごたえを、宇草がどこまで生かせるか?
※紅白戦、首脳陣が期待する遠藤淳志は白組先発で2回を投げ5安打4失点。紅組先発の山口翔も2回3安打3失点。ともに外野に簡単に飛ばされ過ぎ。
肩を落とす遠藤淳志