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2015年07月28日
編集部

ホームで圧倒的な強さ誇るヤクルト、今夜もカープ女子らが神宮に押し寄せるが広島・黒田らは相手の猛打をどう封じるのか?

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「優勝」を目標に掲げながらここまで今季、まだ一度も首位に立てていない(他のセ5球団は首位経験済)広島が7月28日から神宮球場で、そのあと横浜スタジアムで正念場の6連戦を迎える。

しかも最初の相手、ヤクルトは後半戦負けなしの通算7連勝で首位に浮上。

後半戦、打率・592、4本塁打、12打点と打ちまくる山田や、セ・リーグ打率トップの川端、リーグトップの66打点に加え山田に次ぐ23本塁打の畠山と、今のヤクルト打線はすさまじい。

先週末、地元に中日を迎えての3連戦も7-5、6-5、8-7のスコアで最下位に沈む相手を一蹴した。

中日のチーム防御率は3・22で広島の2・99とさほど大きな差はない。

広島は今夜が黒田、第2戦に中継ぎから先発に回る今井、第3戦にルーキーの薮田をスタンバイさせているが、頼みの黒田にもしものことがあればイッキに押し切られる可能性も出てくる。

今季、神宮でのヤクルトは26勝12敗1分けで、最近10試合はなんと9勝1敗。 神宮はかなり以前から「カープファンの集まる球場」として知られており、今シーズンはさらに拍車がかかったかっこうだが、ヤクルトナインも人の子、本拠地を赤く染められて「はい、そうですか!」と黙っているハズもない。

5月1日からあった3連戦はヤクルトの2勝1敗で、初戦に投げた黒田は6回を投げ今季ワーストの6失点。直後に右くるぶしの炎症が判明した。

黒田は今回も右肩炎症などを経て、球宴登板はあったもののレギュラーシーズンは中20日登板。”集中砲火”の準備を終え神宮で待ち構えるヤクルト打線を前に、黒田が中盤までをコントロールするようだと広島の勝機も見えてくる。

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