広島はマツダスタジアムで全体練習を行い交流戦前のセ・リーグ相手の最後の3連戦となるヤクルト戦に備えた。
単独最下位からの脱出を図るために、二軍で調整中だったエルドレッドが合流。1点差負けが多いチームの現状を打破するために攻撃力アップを急ぐ。
ただ、昨夜の豊橋での中日戦に限ってはシアーホルツが2本のホームランを放つなど打線は活発だったが6-11と投手陣が打ちこまれた。しかも五回までは5-0でリードしていた。
実は野村監督の3年目、2010年の5月20日にもとんでもないことが起こっている。
マツダスタジアムであった交流戦の日本ハム戦。前田健太が7回を無失点で投げ切り、その後も順調にアウトを奪って4-0で迎えた九回、すでにワンアウト。
しかし、そこから梵のエラーをきっかけに3点差となり、今村からサファテにスイッチ。しかし1点差に詰め寄られ、そしてとうとう同点に…。さらに小窪の一塁悪送球で5点目が入り、試合後思わず漏らしたエースのひと言は「最悪の試合」だった。
奇しくも借金は「6」となり昨夜と状況も重なってしまう。
ということは、やはり昨夜も「最悪」級ということか?
ちなみにこの時は話に続きがあり、チー引き分け1つを挟み6連敗で借金「11」。バリントン、新人の野村祐輔、大竹らの先発陣は充実していたが、けっきょく終わってみれば61勝71敗12分の借金「10」で5位だったのだが…