10月22日に東京都内でプロ野球ドラフト選択会議があった。
1位指名6番目の広島は右投げの岡田明丈投手(185センチ・82キロ)を単独指名した。赤い帽子を被りチームメートらに胴上げされた岡田は「力で押すタイプのピッチャーなのでプロでもそれができればいい。勝ってチームの勝利に貢献したい」と話した。
広島は2位、3位、6位も投手を指名。
2位はNTT東日本の150キロ右腕、横山弘樹(23歳・187センチ・86キロ)、3位は花巻東高のエースでU-18日本代表左腕の高橋樹也(176センチ・74キロ)。高橋は「マエケンさんを目指していち早く一軍へ…」と緊張気味にコメントした。6位はホンダの技巧派左腕、仲尾次(なかおし)オスカル(24歳・178センチ・78キロ)でブラジル・サンパウロ出身。
4位には王子の捕手で右投げ右打ちの船越涼太(21歳・178センチ・82キロ)。5位も同じく王子の内野手、西川龍馬(20歳・176センチ・68キロ)で右投げ左打ち。7位は山形中央高の内野手、青木陸(181センチ・88キロ)で右投げ右打ち。
なお広島はヤクルト、阪神、日本ハム、西武とともに育成ドラフトでは指名なし。巨人は8人、中日は6人、ソフトバンクは5人を育成ドラフトで指名した。
地元の広陵高から明大に進んだ上原健太投手(左投左打)は2度抽選に敗れた日本ハムが1位指名した。同じく広陵高から大商大に進んだ吉持亮汰内野手は楽天が2位指名した。JR西日本からは18年ぶりにドラフト指名選手が2人誕生した。呉工高出身の右腕、高野圭佑投手がロッテにドラフト7位で、杉本裕太郎外野手(青学大卒)がオリックスに10位で指名された。