広島対巨人16回戦(広島7勝7敗1分)午後6時、マツダスタジアム、予告先発は、広島・大瀬良(6勝6敗)、巨人・大竹(8勝5敗)
“マエケンショック”が尾を引く広島の23年ぶりのリーグ優勝に赤ランプが点灯かけている。新聞報道などで「今季最大タイ5ゲーム差」とあるが残り試合は減っているから当然、状況は厳しくなっている。
また直接対決に敗れて巨人は3連勝、広島は8月一度も連勝なしの4勝7敗1分。11カード連続で初戦を白星で飾れていないから当然貯金も目減りして現在「2」。6月の交流戦で9連敗した時に開幕以来最低の貯金「1」を記録しているがそのワースト記録にリーチがかかっている。
そんな時に昨年までのチームメート、大竹と対戦するのも運命なのだろうが、それよりも気にしないといけないのは広島の予告先発・大瀬良対巨人打線の方。
大瀬良は7月4試合、8月2試合の計6試合勝ち星なし。タフなルーキーもさすがに苦しいが前回、9日の阪神戦(京セラ)では先頭打者を四死球で歩かせたイニングにいずれも失点して四回で交代を告げられた。
ベンチの大瀬良に対する見方もさすがに厳しくなっており、今夜はどうしても先頭打者を切りたいところ。
ふたつ目は「一発要注意」。2日の巨人戦(東京ドーム)では1対0の六回、やはり先頭の坂本に同点ソロを運ばれ、さらに四番阿部に勝ち越ツーランを逆方向にものすごいライナー性の打球で打ち込まれた。
大瀬良対坂本は12打数7安打3ホーマー…。意識すればやられるし、油断してもやられる感じ…。詰まるところは思い切りの良さで勝負!か…