チーム連敗脱出の道を切り拓くゴールを決め、浅野と喜ぶ塩谷(撮影・春木 睦子)
サンフレッチェ広島は8月22日、アウェーのデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟とJ1第8節を戦い2-0で快勝した。
前半、アルビレックス新潟のペースで試合が進む中、サンフレッチェ広島は思うような攻撃を展開できず苦戦…、画像は相手に囲まれるドウグラス
2連敗中のサンフレッチェ広島は絶対に負けられない一戦を前半0-0で折り返したが後半15分、故障から復帰2戦目の塩谷が一気に前線に上がって、後半11分途中出場の浅野との連携から豪快なミドルシュートで相手ゴールネットを揺らした。
さらに後半40分には「ずっとゴールを決めたくて、みんながうらやましかった、どんな形でも1点取りたかった」という森崎和が、ペナルティエリア内でボールを受け取り相手をかわして3年ぶりの得点を左足で決めた。
サンフレッチェ広島は勝ち点18として柏レイソルと並び、得失点差で2位。首位は5連勝で勝ち点19の鹿島アントラーズ。年間勝ち点首位は勝ち点を55に伸ばした浦和レッズでサンフレッチェ広島は勝ち点52の2位となっている。
後半41分、野津田に代わってピッチに立った皆川、リーグ戦出場は第1ステージ第5節の名古屋グランパス戦(豊田スタジアム)以来。J1王者に返り咲くためには、攻撃のバリエーションを増やしていく努力が欠かせない。