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2015年08月22日
編集部

ひろスポ!既報通り、黒田、マエケンよりもすっゴイ!福井が9勝目を挙げて最多勝争いに名乗り

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4連敗中広島が福井の8回121球1失点の熱投に救われ巨人に2対1で競り勝った。

広島は今季、前日までで巨人に12勝9敗で、負け試合のうち実に8試合までが1点差となっていた。1点差負け8試合はもちろん対戦別では最多。

今夜のゲームも福井がよく踏ん張って七回を終えて0対0。八回、116球目を井端に左前適時打され、なおも一死一、二塁のピンチで長野を併殺打に打ち取ると、グラブを叩きつけたそのベンチから4分後、エルドレッドの決勝2ランを見届けた。

失礼な言い方で恐縮だが「宝くじ」とも言われるエルドレッドの一発は、おそらく野球の神様によって導き出されたのだろう。

「あそこで1点で終われたことで、ホームランが出たのかなと思います。いつも中10日だったり14日だったりなんで、中5日で回してもらえるだけでいいし使命感を持ってやっています」

ヒーローインタビューでチクリと本音を漏らすのが福井流…。今夜も長らく不規則な先発が続いた自分の境遇を振り返りつつ、同時に「中5日」登板をアピールした。

仮に中5日でフル回転すればあと6、ないし7試合は出番が回ってくる。福井はこれでキャリアハイの9勝目だが、「いつも中10日だったり14日だったり」でなかったら、とっくに二けた以上だった可能性がある。

事実、ローテーションにきっちりはまった8月はこれで4戦3勝、かつチームは全勝となっている。

「ひろスポ!」では福井の投げたくても投げられない状況下でのポテンシャルを見抜き6月8日の時点で以下の記事をアップした。

「マエケンや黒田博樹よりもすっゴイ!広島勝ち頭、福井優也の秘密」 hirospo.com/pickup/18709.html

福井は5月、念願のローテーション復帰を果たし、5試合で3勝1敗の働きをしたにもかかわらず6、7月は若手投手らが優先されるなどチーム事情で2カ月合計で5度の先発に止まった。 だが、長いインターバルを持って調整するうちに、これまでとは違う考え方でマウンドに上がるようにもなれた。

それは「自分ひとりで投げているのではない、みんなと一緒に戦っている」という認識の変化ともいうべきものだった。ベンチもバックを守るチームメートも、さらには常にスタンドを埋めてくれるファンとも一緒になって戦うこと…。

そうやってイニングを重ねていくうちに、スタンドから「福井コール」が起こるようにもなった。今夜はと言うと七回、3四球で一死満塁のピンチを招いた場面、ストライク1つ、アウト1つに対して割れんばかりの拍手がその背中に降り注いで来た。

チーム内ではジョンソン、前田健太の9勝に並んだ福井だがその勢いは断然優っている。 そして、2月の沖縄キャンプで「お前、ほんまええボール投げるな」のひと言をもらい励みにしてきた黒田と同じステージに立つことで、日々学んでいくことはもっともっと増えていくことになる。

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