広島のファン感謝デーで緒方監督、超満員のｽﾀﾝﾄﾞに感謝と謝罪

2015年11月23日: 編集部

広島のファン感謝デーが11月23日、開催された。徹夜数日組を含めた長蛇の列は開門前にはマツダスタジアムから距離にして６００メートル以上あるＪＲ広島駅ステーションビルまで伸びた。異常事態。安全、警備面で課題も残る。

イベントの最後で緒方監督がマイクの前に立った。「勝てばクライマックスシリーズ進出」となった10月7日のマツダスタジアムでの中日戦で、７回無失点の前田健太から大瀬良に繋いで０－３完敗となった際、試合後にあいさつがなかったことで特にコアなカープファンから「いったいどうなっている？」と批判の声があがった。

ひろスポ!調べでは全国のカープファンの支持率はわずかひと桁台。広島市内歓楽街でも人が集まれば「最終戦の采配と、あいさつなしはどうしたことか！」となる状況が今なお続いていた。

緒方監督のコメント

えー、今年もファン感謝デーに朝早くから最後までたくさんの方が足を運んでいただき本当にありがとうございました。お礼申し上げます。
今シーズン開幕戦から最終戦まで、毎試合本当にスタンドを埋めていただき、たくさんの声援そして力を選手に送っていただきました。本当にありがとうございました。
大きな期待とともにスタートしたシーズンではありましたがその期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした。
優勝を逃した悔しさ、最終戦勝ち切れなかったあの悔しさ、その悔しさを忘れずにこの秋のキャンプから選手は本当に頑張ってきました。来シーズン選手は成長した姿を見せてくれると思います。
また新しい力も出てくると思います。2016年キャッチフレーズ、マッカゲキ、この言葉のもとに真っ赤に激しく熱い気持ちをもって戦いたいと思います。
選手、そしてコーチ、チーム一丸となって来シーズンリーグ優勝、そして日本一を勝ち取りたいと思います。ご声援よろしくお願い致します。本日はありがとうございました！

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