2月の日南キャンプ、天福球場で打ち込む、左から丸、菊池、田中
25年ぶりの優勝を目指す広島が3・4月の戦いを16勝12敗の貯金4で終えた。首位巨人まで0・5差の2位。こいのぼりの季節に相応しく、この勢いは当分、衰えそうにない。
4月ラストゲーム(30日の中日戦)に先発した黒田がリーグ単独トップの4勝目をマーク。男気効果は今年も抜群だが、ここに新井貴浩の2000本安打効果も加わり、さらに二人を応援するファンでマツダスタジアムは4試合続けて3万1000人越えの超大入り。勝てる雰囲気が隅々にまで広がりつつある。
4月を貯金4で折り返した最大の要因は、チーム打率、総得点とも12球団トップの打線にある。
昨年の今頃、借金を6つも7つも抱えて四苦八苦していた。その原因は打てない打線にあり4月の終わりには4試合で3度の完封負けを喫していた。
それが今年は4月最終週だけを見ても神宮でのヤクルト3連戦のスコアが11-3、8-0、4-6。マツダスタジアムに帰ってからの中日戦が9-4、12-2…と爆勝が続いている。
新井貴浩効果もすっゴイが、それにも負けないぐらいにすっゴイのが田中、菊池、丸の一、二、三番。昨年、まったく打順を固定できなかった反省から、今季のこの3人は鉄板の並びになっている。
4月30日の中日戦では丸が五回、六回に2打席連続の3ランを放ったが塁上にいたのはいずれも田中と菊池。この二人が中日先発の伊藤にボディブローを浴びせては丸の強烈パンチが炸裂するという、カープファンにとってはたまらない展開となった。
田中の25得点もまた12球団最高で、菊池は打率3割6分1厘、43安打の2部門で12球団トップ。丸も3割3分を打ちリーグ2位タイで新井貴浩と並ぶ23打点を挙げている。
この3人の活躍には関係者もファンもみんなが期待していた。その活躍をひろスポ!では2月4日の時点で大予想!キャンプインの時点で目の色の違っていた3人に、3カ月後、結果がついてきた、ということか?
2月4日
日南キャンプ、今広島で一番すっゴイのは菊池・丸・田中
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