原爆ドーム周辺のイルミネーションに関して、広島市が行ったアンケート調査の結果、「問題ない」が77パーセントだったことを報じた中国新聞の1月19日付記事(トップ画像説明)
原爆ドームと厳島神社が昨年12月7日、世界遺産登録から20年を迎えたのを記念して広島市が企画した原爆ドーム周辺の「平和の光・イルミネーション」について、世間の評価と広島市の実施したアンケート結果が、かい離している可能性が出てきた。
昨年12月7日にスタートしたこのイベントは、各方面から疑問の声が上がったため途中で中止するケースも想定されたが、けっきょく予定していた2月5日まで実施される模様。
しかし、ひろスポ!に寄せられた「声」は大半がこのイベントに否定的だった。
ひろスポ!に寄せられた声の一部をメー着信順に紹介すると…
・反対に120万票!
・クリスマスみたいに青い電飾がドームの周りの木に取り付けてありました。 バスからみえてびっくりしました。
・一番不適切!
・反対です!!!
・私も反対です、広島市長には呆れています。
・最低のセンス!原爆ドームをタダの「観光名所」に貶めています。
・住所…岡山県岡山市、年齢…55歳、性別…男性、職業…会社員
イルミネーションの是非…是
理由…原爆ドームの知名度アッ プを否定しなくても良い と考える。訪れて貰うことで、何故原爆ドームという施設が保存されているのか意味を考えて貰う。 例えが不謹慎で、妥当ではないかもしれないが、神戸のルミナリエも鎮魂復興のシンボルとしてイルミネーションを効果的に活用したとも言えるのでは。
…という具合。最後の方には、ひろスポ!からお願いしたアンケート形式に従いていねいに答えていただいた。
この件に関しては、すでにYahoo!ニュース意識調査が次の記事にあるとおり行われており、否定的な声が過半数を占めていた。
2016年12月12日掲載、ひろスポ!関連記事
原爆ドーム、緩衝地帯のイルミネーションでYahoo!ニュース意識調査、の途中経過は…?(新サッカースタジアム取材班)
hirospo.com/pickup/34737.html
そのほかにも、ネット上には数多くの記事がアップされており「77パーセントが問題ない」とする広島市のアンケート調査結果と、それらの記事の”論調”にも大きなズレが生じている。
広島新サッカースタジアム取材班