クライマックスシリーズに向け練習するナインを見守る石井琢朗打撃コーチ(トップ画像)
広島は10月5日、石井琢朗打撃コーチ(47)と河田雄祐外野守備走塁コーチ(49)の今季終了後の退団を発表した。
広島のリーグ連覇は、先発、ブルペン陣のバランスの良さと、投手陣を強力にバックアップする走力、打力によって実現した。
その礎を築いたのがそれまでの内野守備・走塁コーチから打撃コーチに担当替えとなった石井打撃コーチと、2106年に古巣に復帰した河田コーチ、と言われている。
河田雄祐外野守備走塁コーチ(右)
波留敏夫、佐伯貴弘、進藤達哉、谷繁元繁、そして石井琢朗らはみな同学年で2歳下に鈴木尚典。横浜(現DeNA)マシンガン打線の面々は互いに切磋琢磨して成長し、権藤博監督の1年目、1998年には「日本一」に上り詰める。
石井打撃コーチの頭の中では早くからその当時のイメージと菊池、丸、田中、安部らの姿が重なり、そして増幅し、それに伴って「ビッグレッドマシン」(広島・三村敏之元監督)をしのぐほどの「超ビッグレッドマシン」をセ界に送り込むことに成功!
西武仕込みの河田コーチも加わって「打って、走って」の「逆転の広島」はついに今季、球団最多となる736得点を記録した。
広島はマツダスタジアムでクライマックスシリーズに備えての練習を行っており、練習後の会見で退団理由などが語られる模様。
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