体のキレが良くなってきたウェンデル・ホワイト、相手のマークを振り切り、ショットを決める(トップ画像説明)
B2第6節GAME2 Fイーグルス名古屋戦(10月29日)
広島ドラゴンフライズ90-84Fイーグルス名古屋
1Q:23-22
2Q:23-14
3Q:22-20
4Q:22-28
会場:東広島運動公園体育館
入場者数:1839人
マンオブザマッチ:#11北川弘
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
FE名古屋:#2福澤晃平、#11杉本 慶、#13成田正弘、#24ジョシュ・ホーキンソン、#26神津祥平
第1クォーター、北川弘が先頭に立って攻守のリズムを作る。3Pを鮮やかに決めるとスティールからの速攻、もう1本3P、さらに朝山正悟が速攻を決めて開始わずか2分で10-2。Fイーグルス名古屋もジワジワと追い上げてくるが苦しい時間帯にウェンデル・ホワイトがミドルショットで得点をつなぎリードを奪って第2クォーターへ。
第2クォーターで46-36とリードを10点に広げて前半を終了。第3クォーター、一進一退の展開のあと、ウェンデル・ホワイトの3P、ブザービーターで決まって68-56で最終クォーターへ入り、残り2分台で4点差まで詰め寄られたが最後は落ち着いてゲームをコントロールした広島ドラゴンフライズが逃げ切った。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン27点
#11北川弘16点
#14ウェンデル・ホワイト14点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン16リバウンド
#14ウェンデル・ホワイト9リバウンド
◆アシスト
#2朝山正悟7アシスト
#11北川弘6アシスト
#24田中成也5アシスト
Fイーグルス名古屋
◆得点
#2福澤晃平17点
#0ハーバート・ヒル13点
#27ジョシュ・ホーキンソン13点
#14兒玉貴通10点
◆リバウンド
#24ジョシュ・ホーキンソン17リバウンド
#0ハーバート・ヒル9リバウンド
#24飛田浩明7リバウンド
◆アシスト
#2福澤晃平7アシスト
広島ドラゴンフライズ・ジェイミー・アンドリセビッチHC
「いい集中力とエナジーを持ってゲームに入って、ボールも人もよく動かせて得点することができた。巻き返されはしたが、2Qに自分たちのバスケットをやることができ、イニシアチブを持って後半に臨めた。最終クォーターも追い上げられたが最後まで粘り強く戦うことができた。今日はしっかりしたディフェンス、ボールプレッシャーをかけて、オフェンスではサイドからサイドにボールを動かして戦えたことが勝因につながったと思う。」
広島ドラゴンフライズ・北川弘
「昨日帰ってからゲームの映像を何度も見返して、自分がチームに与える影響をもう一度整理をした。チームをひっぱる自覚、勝利への気持ちが足りない部分があると思ったので、同期3名(坂田、田中、北川)で試合前に少し話をして気持ちを入れ直すことができたと思う。自分としては声を出す、声をかける、みんなが気持ち良くプレーできるためにしないといけないことを考えて、アップのときから今日は実践していった」
「今日のゲームで自分自身として大切な部分を再認識して、勝利にもつながったということで気持ちが吹っ切れた部分もあると思う。もっと『広島ドラゴンフライズらしさ』という部分を確立するために、チームの共通の認識を高めて、ベテラン、若手関係なくチームが一つになって戦う必要がある。ファンにも『らしさ』という部分を感じてもらえるようなチームになっていければ、目指すべきところも近づいてくると思う。勝って反省して、今日を一つのきっかけにしたい」
Fイーグルス名古屋・渡邊竜二HC
「ゲームの入りが非常に良くなく、前半で作ってしまった借金を後半に返せないような展開になってしまった。やはり昨日以上に広島がディフェンスで圧力をかけ、オフェンスのスクリーンの精度が上がってきていて、我々が対応しきれなかった。シュートの入る入らないは水モノで、今日も悪いショットばかりではなかった。我々はディフェンスのチームなので、90点という失点から反省して改善してやっていきたい」