広島ドラゴンフライズが9月8日、江田島合宿を打ち上げた。
広島県江田島市能見町の江田島市スポーツセンターなどで5日から始まった合宿には新外国人選手3人を含む全13選手が参加。佐古賢一ヘッドコーチ、大野篤史アシスタントコーチ指導のもとで3泊4日のハードな練習メニューを無事、消化した。
選手の動きに鋭い視線を送る佐古賢一ヘッドコーチ
合宿最終日もオフェンスシステムが繰り返しチェックされた
右端は関係者が「新人らしくない雰囲気がいい!」と口を揃える新人ガードの鵤誠司(いかるが・せいじ)選手、その隣が身長203センチ、センターのニカ・ウィリアムズ選手
8月1日で26歳になったばかりのシャノン・ショーター選手
フォワード/センターのジェローン・メイモン選手は24歳、同世代の日本人選手とともにチームに活力をもたらしてくれそう、手前は平尾充庸キャプテン。
チームはこのあと12日、13日にはバンビシャス奈良(TKbjリーグ)、エヴェッサ大阪(TKbjリーグ) と和歌山市のノーリツアリーナ和歌山でプレシーズンマッチに臨む。
和歌プレシーズンマッチ
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続いて19日に広島県府中市のウッドアリーナで熊本ヴォルターズ(NBL)と、23日には広島県三次市の広島県立みよし公園カルチャーセンターで島根スサノオマジック(TKbjリーグ)とプレシーズンマッチを行う。
島根スサノオマジック戦応援バスツアー
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合宿を終えた佐古賢一ヘッドコーチの話
外国人が入ってきて時差ボケなどコンディション面のことは多少ありましたけど、当初予定していたフォーメーションやオフェンスシステムに関しては、すべてできたということで達成度としては100パーセントだと思います。あとはディフェンスのシステムをもうひとつ、ふたつ増やしていく予定です。
次のプレマッチに向けてはオフェンスの擦りあわせを重視していきたいのですが、その準備としての合宿はできたと思います。間違いなく去年とは質の違うバスケットをやっていきます。オフェンスは速い展開を心掛け、その中でもやはり日本人選手がしっかりポイントに絡めることができるシステムを作っていますので、外国人選手に頼らないという部分は去年から変わらず、日本人がどんどん絡んでいける形にしていきます。
去年のこの時期にはディフェンスでは高さの部分での安定をどうしても求めていたのですが、今年は自らそのオフェンスから作っていかなくてはいけないチームスタイルにしています。よって、プレマッチではディフェンスも意識させますがオフェンスの方で実のあるゲームになれば、と思っています。
佐古ヘッドコーチと鵤選手
江田島市の隣、呉市出身の仲摩匠平選手も元気に体育館をあとにした