旧広島市民球場跡地の魅力を語る大会運営主管・ハリケーン社のハーヴィ代表(トップ画像)
ひろスポ!11月20日掲載の以下の記事
サッカースタジアム建設候補地、旧広島市民球場跡地で東京2020へ続く世界最高峰のアーバンスポーツと音楽、ファッションの祭典開催決定!
hirospo.com/pickup/42366.html
…では、「FISE Hiroshima 2018」の概要について触れた。
11月20日、旧広島市民球場跡地に隣接するおりづるタワーで同イベントの記者会見がり、関係者、参加予定選手らが出席した。
ただ、大会の開催は決まっているがその主催者となる、一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会は12月発足予定という変則的な状況となっている。
そんな中、挨拶のため登壇したのは5名。
2017年1月に国際体操連盟会長に就任した渡辺守成氏、
FISE Hiroshima 2018運営主管ハリケーン社のハーヴィ代表、
広島市の松井市長、
広島県の湯崎知事、
広島商工会議所の深山会頭
…という顔ぶれだった。
質疑応答の時間、「調べてみたが、なぜ広島か、そして旧広島市民球場跡地かという最初のきっかけが分かたなかった。改めて代表にお尋ねしたい」と聞いてみた。
以下、渡辺会長とハーヴィー代表の言葉をそのまま掲載する。
なぜ、広島で開催することになったのか、を語る渡辺会長
渡辺会長
その質問に関してましてはまず私の方から簡単にご説明申し上げます。
2020年東京オリンピックからアーバンスポーツ(都会風の会場、アーバンクラスターで行われるBMX、ポルタリングなどで東京五輪種目になっている、競技の魅力で新たな五輪ファンを掘り起こす狙いがある)が正式種目となります。国内においては、このアーバンスポーツの認知度がなかなか低くて、パルクールも正式種目も新たに加えましたが、なんとかアーバンスポーツを盛り上げようという一心から、このFISE(フィゼ、エクストリーム・スポーツ国際フェスティバルを意味するフランス語の「Festival i International des Extremes」の略称)を日本に持ってきたい、ということがありました。
で、当初は関東近辺の都市にご相談したのですが、2020年東京オリンピックを控えて非常に、予算的にも期間的にも難しいということでした。私ども、以前、広島でアジア選手権( 第6回アジア体操競技選手権大会、1994年の広島アジア大会の翌年開催)を開催して、その伝手で広島市、県にできませんでしょうか?とお話しました。
それでご協力いただいたということです。
世界のスポーツ界のみなさんに、広島でやれるんだと話をしましたら、世界中のスポーツ関係者が「それは素晴らしい、広島というスポーツの平和都市とスポーツがコラボレーションするのは素晴らしい」と、まあ絶賛していただいた状況でございます。
ハーヴィ代表
まず最初にFISE ファーストエディションが日本の中の広島で行われることを非常に誇りに思います。と申しますのも、広島は平和都市としての象徴であるからです。私たちのアクションスポーツには、平和をひとつの精神構造としてみんなで楽しむというDNAが刻み込まれています。ですからこの広島で大会を開催し、世界中から多数のファンがこの広島を訪れることはたいへん意義深いものであると考えます。
(旧広島市民球場跡地を会場としたことに関しては)この場所が非常に適切でパーフェクトプレイス(完璧な場所)だからです。この旧広島市民球場跡地は現状においても非常に集客力がありそして広島市の中心部に存在します。ですから観客のみなさんはアクセスしやすい。国際的なイベントを開催する上で、これほど適切な場所はないと考えます。
広島新サッカースタジアム取材班