FW陣の組み合わせは”変幻自在”だが、パトリック(左)、ティーラシンの組み合わせはやはり強力だ(トップ画像)
サンフレッチェ広島は2月18日、山口県山口市の維新みらいふスタジアムでレノファ山口とプレシーズンマッチ(90分)を行い2-0で勝利した。
注目のFWはティーラシン、パトリックの組み合わせとなり、ティーラシンは後半早々にゴールを決めた。その後は、渡大生とティーラシンの組み合わせが試され、最後には工藤壮人も投入された。
試合結果
レノファ山口FC 0-2 サンフレッチェ広島
得点経過
11分:青山敏弘(0-1)
49分:ティーラシン(0-2)
メンバー(サンフレッチェ広島)
GK:林卓人
DF:佐々木翔(⇒81分:柴崎晃誠)、千葉和彦、水本裕貴、和田拓也
MF:川辺駿、青山敏弘、稲垣祥(⇒66分:吉野恭平)、柏好文(⇒75分:馬渡和彰)
FW:ティーラシン(⇒89分:工藤壮人)、パトリック(⇒62分:渡大生)
サンフレッチェ広島はこれで開幕前の対外試合を全て消化した。
サンフレッチェ広島対外ゲーム成績と得点者(得点時間)
1月29日 ポートFC戦、●2-5
川辺駿(53)
工藤壮人(54)
2月1日 パタヤ・ユナイテッド戦、●1-2
工藤壮人(65)
2月5日 ムアントン・ユナイテッド戦、〇1-0
ティーラシン(74)
2月10日 ベガルタ仙台戦(45分×4)、〇5-1
ティーラシン(3本目11)
工藤壮人(3本目26)
渡大生(4本目18)
フェリペ シウバ(4本目21)
工藤壮人(4本目35)
2月14日 ファジアーノ岡山戦(45分×3)、〇4-2
パトリック(1本目40分)
馬渡和彰(2本目37)
工藤壮人(3本目17)
渡大生(3本目23)
2月17日 宮崎産業大学戦、〇4-2
フェリペ・シウバ(8)
森島司(51)
渡大生(63)
渡大生(85)
…そしてレノファ山口戦では11分に青山敏弘(PK)、49分にティーラシンが得点した。
当初から予想されたことではあったがFW陣がゴールを量産しながら火花を散らし、変則6戦を消化して計17ゴール。宮崎での2次キャンプに入る時には「負けた方が課題が見つかるからいい」と話していた城福浩監督だが嬉しい悲鳴?となった。ラストマッチを無失点で飾ったのもプラス材料だ。
2月24日の開幕戦、北海道コンサドーレ札幌戦(エディオンスタジアム広島、午後2時開始)のピッチには、短期間のうちにチームに馴染んだティーラシンが立つことになるだろう。そのセンターラインには青山敏弘、千葉和彦、水本裕貴も名を連ねる。そこに川辺駿、馬渡和彰ら”新鮮力”が絡む形になりそうだ。
4年の長期契約でチームを指揮する北海道コンサドーレ札幌のペトロヴィッチ監督も、当然、”タイのメッシ”MFチャナティップをぶつけてくる。
昨季11位の北海道コンサドーレ札幌と15位のサンフレッチェ広島の一戦は、国内外からの注目を集める。当然、勝者は”気持ちの張り”という大きなアドバンテージを手にできる。しかもホーム。大きな故障者が出なければ、城福サンフレッチェにとっては、これ以上ない材料が揃ったことになる。
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