試合前日練習で若手らを集めて話をする森保監督
サンフレッチェ広島はきょう5月27日、エディオンスタジアム広島にFC東京を迎えてナビスコ杯1次リーグ第5節に臨む。キックオフは午後7時。
当日券特別割引 の「駆けつけ割!」が実施され、キックオフ30分後以降、当日券が全席種「半額」となる。
サンフレッチェ広島は7チーム総当たりのA組で、全6戦中4戦を消化して1勝2分1敗の勝ち点5で4位。1次リーグ突破は上位2チームで前節、アウェーのサガン鳥栖戦を0-1で落としたのが痛かった。
これまでの成績は次のとおり。
第1節 試合なし
第2節 アルビレックス新潟戦(アウェー)0-0引き分け
第3節 湘南ベルマーレ戦(ホーム)2-2引き分け、得点者は浅野(2)
第4節 松本山雅FC戦(アウェー)4-2勝利、得点者は佐々木、野津田(2)、浅野
第5節 サガン鳥栖戦(アウェー)0-1敗戦
FC東京はここまで3勝1分の勝ち点10でA組首位。2位の湘南ベルマーレも2勝2分負けなしで勝ち点8。自力突破の可能性がないサンフレッチェ広島は残り2戦を勝ち切って、上位チームの結果待ちという状況に追い込まれている。
最終戦は現在、A組最下位のヴァンフォーレ甲府戦(6月3日、エディオンスタジアム広島)。
ほぼベストメンバーでくることが予想されるFC東京に対してサンフレッチェ広島は第3節で試した若手主体のメンバーによる布陣を3戦連続で採用する可能性が高い。
「このメンバーで勝てると思っているから送り出している、と森保監督に言われた。負けられない」と左サイドの清水。「若い選手だけでもやれることを示すことができたらいい」と、丸谷とボランチを組む茶島も自分たちへの期待を口にする。
森保監督からビブス(スタメン想定チーム)を渡される佐々木
GKは増田、スリーバックには佐々木、宮原、吉野、MFにはほかに高橋と工藤、そしてここまでナビスコ杯3得点の浅野と2得点の野津田で、前節まで一度もない「先手必勝」の先制ゴールを狙う。
照りつける日差しの下、居残りシュート練習中に野津田にボトルを渡す浅野
「勝利が必要。勝てる自信を強く持っている。相手が引いて守れば自分のミドルで、前掛かりで来れば拓磨のスピードが使える」と野津田。
エールを送られた格好の浅野は4月18日、アウェーでFC東京からリーグ戦初ゴールを決めており「相手は警戒してスペースをなくしてくるかもしれないが、サイドも2列目もうちは巧い選手ばかり、ゴールは取れると思うし自分自身も冷静に、しっかり頭を使っていきたい」とコメント。さらに「負けることは許されない。試合が終わってぶっ倒れるぐらいにやる」と必勝を誓った。