ワット・ポー(寝仏寺)の大寝釈迦仏(タイ・バンコクでひろスポ!現地取材班が2017年夏に撮影)
Jリーグは1月12日、明治安田生命J1、J2、J3リーグのホーム開幕戦の日程を発表した。
J1は2月23日(金)、J2は2月25日(日)、J3は3月9日(金)に開幕する。キックオフ時間などの詳細は24日に発表される。
昨季、ぎりぎりでJ1に踏み止まったサンフレッチェ広島は2月24日(土)、ホームのエディオンスタジアム広島で北海道コンサドーレ札幌との開幕戦に臨む。
第2節では3月4日(日)、アウェーの埼玉スタジアム2002で浦和レッズと早くも対戦する。
2月24日のエディオンスタジアム広島は全国的にも、そして”微笑みの国”タイからも注目される一戦となる。
昨季、得点力不足を露呈したサンフレッチェ広島は、攻撃の目玉として「タイの英雄」と呼ばれるFWティーラシンを補強した。
一方の北海道コンサドーレ札幌には2017年7月から加入した「タイのメッシ」チャナティップがいる。
昨季、札幌にはすでに多くのタイ観光客やメディアが押し寄せたが、今度はそれが”倍増”、いやもっと多くのインバウンドに繋がる可能性がある。
今回のJリーグの日程は、その盛り上がりをいきなり開幕に”ぶつけてきた”感がある。なおサンフレッチェ広島のアウェーでの北海道コンサドーレ札幌戦もまた、シーズンのファイナルを飾ることになりそうだ。
広島空港からは台北(1日1便)で国際線を乗り継ぎ、バンコクと結ばれている。また福岡空港からだとバンコクとは1日5便で結ばれている。
タイと日本は自動車関連産業や観光ほかで密接な関係にあるが、そこにサッカー文化も加わる。と同時に、Jリーグの「アジア戦略」を推進する上でも、ティーラシンとチャナティップの揃い踏み、は大きな意味を持っている。
その初対戦で、微笑むのはどちらか…
ティーラシン選手の広島でのデビュー戦に相応しい舞台が整った