ドラゴンフライズ、頑張れ~(トップ画像)
広島ドラゴンフライズは3月2日、愛媛県の松山市総合コミュニティセンターで愛媛オレンジバイキングスと対戦、第1クォーターの6点リードを死守したまま第4クォーターを迎えたがここで35点を失い逆転負けを喫した。
新外国人選手のジャマリ・トレイラーはスターターに名を連ねた。
広島ドラゴンフライズは再び借金1。
B2第21節 GAME1
広島ドラゴンフライズ90-96愛媛オレンジバイキングス
1Q:22-14
2Q:22-22
3Q:25-25
4Q:21-35
入場者数:834人
シーズン成績:19勝20敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#33俊野達彦、#42コナー・クリフォード
1週間の中断期間を経てレギュラーシーズン(全60試合)はプレーオフに向けて残り22試合…。
広島はこの期間にチーム得点王だったチャップマンを契約解除。新たに#0ジャマリ・トレイラーを獲得した。
チャップマンほど得点力は無いかもしれないが、非常にフィジカルが強く、タフな仕事ができる選手だ。そのトレイラーがスターターでいきなり登場!第1クォーターは主導権を握る。トレイラーが早々にブロックショットを見せると、オフェンスでは挨拶代わりのダンクを叩き込む。ディフェンスでも相手外国籍選手をしっかり抑え、ディフェンス能力の高さを見せた。坂田の3Pも決まって、22-14とリードして第2クォーターへ。
第2クォーターはコンディションを上げているコッツァーがインサイドで存在感を発揮した。7:45には朝山のアシストから得点して26-16。愛媛#33俊野が3Pを決めるも、広島も田中が3Pをお返し。残り3分を切った場面で愛媛#13俊野の3Pの後にも田中が3Pを返すなど、愛媛のリズムになりそうなところで田中が引き離す。それでも愛媛はエース#11タプスコットが出場するとペースが上がる。広島もドリスドムで対抗するも愛媛のリズムになって後半へ。44-36での折り返し。
第3クォーター。 トレイラーのスティールからフリースローを獲得。愛媛#28ウィリアムズがテクニカル・ファウルを取られ#11タプスコットと交代。この交代から火がついたのが#11タプスコット。愛媛はボールをタプスコットに集めて、アタックをしかけてくる。広島もトレイラーがディフェンスするも試合勘が戻っておらず、前半ほどのキレがなくなってドリスドムと交代。
ゲームはここから点の取り合いに。広島はドリスドムがボールを運ぶ。しかしこれが愛媛ペースにはまる結果に。お互いが25点ずつをとりあって69-61と広島がなおもリードして最終クォーターへ。
勢いが止まらない愛媛#11タプスコットが3Pを決めると、愛媛#28ウィリアムズがオフェンスリバウンドから得点し73-70と猛追を見せる。そして一気に愛媛#16笠原、#11タプスコットの得点で残り6:42で73-74と愛媛逆転。
ここからクロスゲームに。残り2:33 、84-84の同点。ここから勝負強さを見せたのは…愛媛。#11タプスコットが勢いそのままにディフェンスリバウンドから得点し、広島のターンオーバーから愛媛#13俊野がジャンパーを決めて84-88。続く広島のオフェンスが決まらずリバウンドから、またしてもタプスコットがAND1で残り33秒で84-91とされて万事休す、となった。
主なスタッツ
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#42ケビン・コッツァー23点
#3テレンス・ドリスドム18点
#7坂田央12点
#24田中成也10点
◆リバウンド
#3テレンス・ドリスドム11リバウンド
#42ケビン・コッツァー8リバウンド
◆アシスト
#5山田大治6アシスト
#2朝山正悟5アシスト
愛媛オレンジバイキングス
◆得点
#11チェハーレス・タプスコット 40点
#13俊野佳彦18点
#28ニカ・ウィリアムズ10点
#33俊野達彦10点
◆リバウンド
#11チェハーレス・タプスコット7リバウンド
#28ニカ・ウィリアムズ7リバウンド
#13俊野佳彦 5リバウンド
#33俊野達彦5リバウンド
◆アシスト
#11チェハーレス・タプスコット 7アシスト