トップ画像は坂倉将吾、プロ1年目の昨季は一軍4打席1安打で終了。今季一軍でスタメンマスク20試合以上、打率2割8分以上、ホームラン5発以上…は楽に?いけそう
侍ジャパンの稲葉篤紀監督が2月3日、訪れた天福球場(宮崎県日南市)でこう言った。
「野球界を背負っていく選手になるのではないかと思う。打撃がいい」
プロ野球解説の小宮山悟氏も一週間ほど前に絶賛していた。小宮山氏の眼力は鋭い。現場に行く前の”予習”が効いているのだろう。キャンプで各球団を巡っていても、瞬く間にそのチームの特徴や弱点を見抜く。
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ついでにいえば、2月14日に「ひろスポ!賞」も受賞している。
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坂倉将吾に「ひろスポ!賞」、で同じく日南の中村奨成はどうなった?(2018年2月14日掲載)
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さらに遡ればこんな記事もある。高卒新人の天福球場デビューの日…
珍獣ハンターイモトに負けない、新鮮力ハンターひろスポ!日南カープ「イッテC」注目は大瀬良打ちのこの選手!(2017年2月8日掲載)
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坂倉将吾。2017年2月、天福球場から車で15分の東光寺球場。初めてフリー打撃するその姿に驚いた。あの前田智徳の再来…。
そんな逸材をリーグ3連覇を目指す広島首脳陣が放っておくはずもない。
2月1日、初の一軍キャンプスタート。そのあとの坂倉の練習内容を見れば、もうハナから今季、一軍で相当の試合数、スタメンマスクをかぶらせようとしていることはすぐに分かる。
石原、今季から新選手会長の會澤、8年目の磯村、それに注目の新人・中村奨成もいる。広島はキャッチャーの宝庫となったが幸い、左打ちは坂倉だけだ。
以下、坂倉が実戦でどう起用されてきたかを簡単にまとめる。
2月11日の天福球場、紅白戦初戦。紅組スタメンマスクが會澤で白組が坂倉将吾。プロ2年目の若手に新選手会長を追撃させる。
2月16日の沖縄市・コザしんきんスタジアム、紅白第3戦では薮田と大瀬良が先発した。會澤は白組でDH、スタメンマスクは磯村。紅組スタメンの坂倉は薮田、岡田の開幕ローテ候補と一岡をリードした。
2月24日、オープン戦初戦となる楽天戦でスタメンマスクをかぶったのも坂倉だった。この時も薮田とバッテリーを組み、そのあと同じく高卒2年目で開幕ローテを狙う高橋昂也もリードした。
3月4日の長崎ビッグN、西武戦では大瀬良、岡田、中田、今村の球を受け交代せずに“完投捕手”になった。
7日のマツダスタジアム、社会人全広島戦でもスタメンマスク。ジョンソン、ジャクソン、カンポスをリードした。
10日のマツダスタジアム、ヤクルト戦では七回の守りから出場して今村、中田廉、一岡とブルペン陣主力3人の球を受け、翌11日はヤクルト戦代打出場のあと、またカンポスとコンビを組んだ。
13日のマツダスタジアム、日本ハム戦は薮田が先発でスタメンマスクはここでも坂倉。5イニングで薮田の投じたショートバウンド15回。しかし、もう慣れているのだろう、バッテリーエラーはゼロだった。
16日の神宮球場、ヤクルト戦。五回、代打で捕邪飛のあと第2打席でバットを内側から出し、いい中前打を放った。第3打席も大きな中飛。
17日の静岡・草薙球場では八番でスタメン出場。岡田をリードしたが好調の楽天打線を相手に打ち込まれた。
18日の同楽天戦は代走で起用され九回の1打席だけ。結果は左飛。
20日、ほっともっと神戸でのオリックス戦では九番DHでスタメン出場。金子千尋との対戦は中前打、四球。第3打席は金田との対戦で粘ったが左飛。金子千尋は痛烈なピッチャー返しを打たれて驚いたような表情になっていた。
先発もブルペン陣も主力組の球を受けさせる。打席を多く与え、代打や途中出場の経験も積ませる。
2月1日からこれだけのことを全部やらされても、消化不良も起こさず、ケガもせず(本当は痛いところぐらいあるだろうが)、神経性の急性疾患にもやられない。
それどころか不適な面構えが日に日に逞しさを増しているようにも見える。
…なので、ひろスポ!から開幕前特別賞を進呈!3月23日からのソフトバンクとのオープン戦、ラスト3連戦でどんなパフォーマンスを披露してくれるだろうか?
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