3月、ACL開幕を前に抱負を述べる青山、JリーグとACLの過密日程、そして日本代表合宿、W杯と充実した今シーズンを送ってきたが、無理が重なっていたことも否定できない
サンフレッチェ広島のMF、青山が腰痛のため長期離脱する可能性が出てきた。ヘルニアの疑いもある。
青山はW杯ブラジル大会でコロンビア戦に出場して途中交代したが存在感を存分に示し、J1後半戦に向け強い意欲を示したいた。
ただ、なかなかフィジカルなどが上向かず、後半戦初戦となった15日の横浜戦を欠場。19日の大宮戦でJ1戦復帰を果たしたが前半6分、とつじょピッチにしゃがみこんでそのまま担架で運び出された。コロンビア戦に出場した際もすでに腰に違和感があった模様。
青山は昨年、一昨年とチームがJ1制覇を果たした時の中心選手でピッチでもオフザピッチでも強いキャプテンシーを発揮し続けてきた。
チームは現在、危機的状況にある。W杯による中断期間明けからの2試合で勝ち点6をほぼ手中に収めながら結果的にはわずかに勝ち点1しか上積みできなかった。
森保監督以下、スタッフ、選手が一丸となって巻き返しに転じようとした矢先の「青山離脱」はあまりに重くショッキングな知らせとして受け止められたが、23日の柏戦(エディオンスタジアム広島)はもう目の前に迫っており、青山欠場の穴を埋め文字通り総力で勝ち点3を奪いに行く姿勢が試されることになる。